イスラム国、後藤さん殺害の模様。残虐行為と自業自得、そしてトッキュウジャー放送延期？休止？中止？

今朝ほど日本中に激震が走った。

イスラム国に拘束中のフリージャーナリスト後藤健二さんが殺害されたとみられる映像が流れたからだ。

遂にその時が来てしまった、と思わずにはいられないが、これから重要になるのは政府や関係者がしっかりとこの事件の経過、事実を公表し、以後再発防止に努めなければならない。

また、湯川さんや後藤さんのように危険地域へ渡航する場合の日本国政府の対応案について特にイスラム国へはテロに屈しないという姿勢を明らかにする必要があると思います。

人質をとれば見せしめになるという軽率な考え方に対しても対応策次第では通用しないということを知らしめる必要があります。

さきほど、後藤さん殺害の模様についての動画を完全ノーカットで見ました。

動画の最後に後藤さんを殺害したと思われる画像が公開されていましたが、いつもの手口という感じでした。

イスラム系過激化組織は中東地域に集中していますが、実は以前中央アフリカでもその系統のテロ事件が起きたりしています。日本は特に島国でそういった組織の乱入が防がれている面があると思いますが、今こういう状況になった以上、中東地域への渡航は控えましょう。

政府は会見でコメントばかりで具体的な対応について言及なく・・・

後藤さんや湯川さんには気の毒だと思いますが、このような事態になったのは彼らの軽率な行動が原因ともなっているのです。そして、関連して様々な人がその対応でご苦労なさっている点は認識しなければなりません。また、その報道のために命を落とした人まで出てきている事実を受け止めねばなりません。

後藤さんの母親が行う会見を見るたびに残念に思うのは、後藤さんの無事を祈る部分までは良かったですが、全くこの会見に意味のない政府批判のメッセージを残していることです。こんなにたくさんの人を巻き込んでめいわくをかけ、親近者として本当ならば、ひたすら謝罪をすべきではないでしょうか。残念ながら全くそういう気持ちは感じられませんでした。

子供達の大切な時間「トッキュウジャー」まで

　　

　　トッキュウジャー急遽運行取りやめに・・・

さらにこのタイミングでこの報道が流れたことで、日曜日朝7時半といえば、子供たちには自ずとわかるスーパー戦隊「トッキュウジャー」の放送自体が休止に追い込まれたのだ。

子供たちに罪はなく、放送局は視聴率を取りたいのか、勝手に報道番組に変わってしまいました。

我が家の息子も例外ではなく特に今日は最終回とのことで非常に楽しみにしていました。

そして次のスーパー戦隊「ニンニンジャー」についても予告があるとみられていたのです。

こんなわくわくした中で連日続く人質事件の報道に切り替わってとても残念がっていました。

世間に流されないのはやはりNHKの教育テレビだけなのでしょうか！？

こんな報道をまき散らせばまき散らすほど「イスラム国」の思うつぼです。

いろんな意見があると思いますが、まずは政府は「憤りを感じる」などのコメントを残すだけで、具体的な行動指針が分からないため、こういった事態の明確な対応をどうしていくのか、相手への抑止力になる意味でもしっかりと示してほしいと思います。