アナログ24時

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「佐藤かよ」日本一美人なニューハーフの魅力に迫る・・・

つい先日世界で一番美しいと言われているニューハーフ「ノンポーイ」さんについての紹介をしましたが、昨日はくりぃむしちゅーが出演のオネエ番組にこれは日本一でしょ、というニューハーフが登場していました。

それはイッコーでもなくはるな愛でもなく、「佐藤かよ」というニューハーフでした。

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出典 edo.way-nifty.com

驚きは整形をしていないというありのままの素顔でしたが、どう見てもそれは女性。しかも普通の美人ではなかったのです。スタイルは抜群でもし声をかけられたら世の男性は無視はできないでしょう。

そんな彼女について調べてみました。

1988年生まれの26歳、身長は172センチ。

愛知県名古屋市に男として生まれますが、小学校に入学した時に、ランドセルの色の違いや席順で自分の性に違和感を覚えるようなったいたということです。そして、小学3年生の時に着替えが男女別々で行われるようになると、その違和感はより明瞭なものになったようです。

15歳の時に遂に女性ホルモン注射を受けるようになりましたが、思春期でもあるこのころ、性同一性障害で苦しんだと言われています。中学生の時には「このままでは生きていけない」と思い、卒業後に家出をしました。家出したその夜に幼なじみの女性の家を尋ね女性用の衣服を借り、その女性は佐藤の心情を察して何も言わずに服を貸してくれたというエピソードがあります。

それ以来、佐藤は女性として世に出てくるわけですが、コンビニなどのアルバイトを経て、家出から4年後、知人の紹介で念願だった婦人服売場の店員になりました。

その半年後、雑誌社からスカウトされ、モデル事務所の社長を紹介されたとのことです。

2008年頃、地元名古屋のファッション雑誌『東海SPY GIRL』の専属モデルとしてモデルの経歴を始動しました。名古屋以外の土地からも声がかかり、レースクイーンやラウンドガールなども経験したそうです。

驚きなのはこのころの佐藤はすでに女性として活動しており、周囲は彼女が男であることが分からなかったようです。

しかし2010年、生物学上は男性であることをカミングアウトしました。

2011年6月23日に初のフォトブック『Re-born』を発表し初のセミヌードを披露した。同年11月12日、国立代々木競技場にて行われたファッションと音楽の融合イベント「Girls Award 2011 by CROOZ blog Autumn/Winter」でモデルとして参加し、2012年10月13日さいたまスーパーアリーナ東京ガールズコレクション2012 AUTUMN/WINTER』、2013年3月2日国立代々木体育館『東京ガールズコレクション2013 Spring/Summer』、2013年8月31日さいたまスーパーアリーナ東京ガールズコレクション2013 Autumn/Winter』、2013年9月28日国立代々木競技場第一体育館『Girls Award2013 Autumn/Winter』と日本のトップモデルとして活躍しています。

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素晴らしいプロポーションを作り上げた佐藤かよ

出典 livedoor.blogimg.jp

 

そんな彼女を支えているのはやはり両親の存在。

両親の理解がなければここまで彼女は彼女をアピールすることができなかったに違いありません。

バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ)出演時に司会の久本雅美とのやり取りの中で、性転換手術を受けたことを認め、戸籍以外は女性を手に入れたことが明らかになりました。

 

今やテレビを席巻するニューハーフ。

でもそれは実は昔から存在はしていたということです。

35人に一人は性同一障害で苦しんでいる人がいるという統計が出ているそうですが、クラスに一人はそういう人がいるものだと思った方が良いかと思います。

そして、そういう人たちが徐々にカミングアウトすることで世間に認知されるようになり、生きる場所が生まれてくるわけです。