マレーシア移住に迫る・・・メリット・デメリット 日本人妻は見た!
海外へのロングスティ、いや移住をしてみたいと思う人はたくさんいるでしょう。
マンネリ化した日本の生活から離れ異国の地で新鮮な毎日を暮したい!
そんな海外で移住したい国8年連続1位というマレーシアでの快適な激安生活に迫ります。
経済発展が進むマレーシア
マレーシアは今や経済発展著しい注目の国でもあります。
「世界の日本人妻は見た!」の番組で紹介された日本人妻について近年の最新情報を紹介していきたいと思います。
今回取材を受けたマレーシア在住の日本人妻である柳澤さんが紹介されました。彼女は高校生の頃「ミナミの帝王」にはまっていました。その旦那は大阪に留学経験があり関西弁ペラペラなのです。
そして毎日が夫婦漫才のような二人が住むのは、日本人が移住したい国8年連続ナンバーワンというマレーシアですが、その生活費の安さにびっくりです。
5LDKの豪邸一軒家がなんと2000万円で購入できたということです。(10年前)
ガス代は1か月300円ほど。この秘密は天然ガスが資源として取れるためとても安いのです。水道代は1500円ほど。これも日本と比べると非常に安いのです。
食費は家族5人で一日600円程度、魚のかつおは1㎏200円だったりします。(日本は1㎏2000円)
しかし何と言ってもマレーシアは外食が安いので屋台へでかけて家族でお腹いっぱい食べるても900円ほどですんでしまいます。
小学生のお小遣い事情というと、1日100円~150円とお小遣いは非常にもらっています。その使い道はというと、第一位はなんと貯金しているというのです。
ガソリン代レギュラーでリッター約60円、産油国ということで安いのです。
そして公共交通機関のバスなんと無料。観光客が利用しやすいようにと国がこういう措置をしてくれたようです。
子どもの学費は無料だったり、給食費もとにかく安く1日2食で月2000円程度で食べ放題です。
そんなマレーシア、今は不動産バブルに入ってきており年々物件価格が上がっています。今購入しておくと数年後には数倍になると言われています。
紹介されたチョンさんの実家は数百万だったものが今では1億円前後の価値まであがっているそうです。
日本人から見ると夢のような優雅な暮らしを想像してしまいます。
でも海外移住はメリットばかりではありません。
いわゆる駐在員は別として、現地で就職し、もしくは商売をし、現地での生活をしようとしたときいろいろと大変なこともあるのです。
まず一つは病気をした時、ローカル病院に行くか先端医療が受けられる国際病院へ行くか、普通に考えると衛生面からもやはり設備の整った国際病院へ行かざるを得ないでしょう。そうするとやはり医療費が非常に高くついてしますのが難点です。
こういったところへ気兼ねなくいくにはやはり海外保険をかけておく必要があります。私の経験上年間で一人約10万円程度かかりました。
それから、現役世代に更に大変なのが年金問題です。
通常日本のサラリーマンなら無条件で入れる厚生年金、でも海外移住してしまうとこれがなくなってしまうのです。とりあえず入れるのは国民年金ですが、定年後のことを考えると保証の面からもおススメはできません。
まとめると、現地での生活費はとても安く一方で、万が一のトラブル時にはそれなりの対応を求めるならば法外な金額がかかってしまうのです。そして保証面での不安がつねにつきまとうようになります。
メリットもあればデメリットもあり海外移住はプラスマイナスゼロと言ったところではないでしょうか。