戦艦陸奥の主砲がこんなところに!
戦艦陸奥。
それはかつて帝国海軍が誇った長門型の2番艦として連合艦隊の旗艦もつとめたことのある最強の戦艦のひとつなのです。
山口県大島沖で謎の沈没をとげてその謎は今もベールに包まれたままですが、奇跡とも呼べる偶然の話を紹介します。
私は山口県出身、戦艦陸奥の沈んだところから比較的近くで生まれ育ったこともあり、幼少のころから陸奥記念館へ足を運びました。
そしてその威容を想像する日々が続いたのですが、やがて成人になり就職したのが長野県。
と、ある日避暑がてら近くの山へ遊びに行った時のこと、なにやら興味深いものがあったので覗いてみることにしました。
それは聖湖という湖の側にある博物館です。
主には飛行機が展示してありましたが、なぜか一本太いパイプのようなものが展示されていたのです。
近寄ってみてびっくり!
なんとそれは戦艦陸奥の主砲の1つだったのです。
長野県の山奥に来てまさかあの陸奥の主砲に出会えるとは思ってもみなかったので、感無量の気分になりました。
この手法は山口県から運ばれてきており、そしてまた私も山口県から来ましたので、こんなところで主砲と会うとは何かの縁を感じずにはいられませんでした。
なんでも、ここの当時の村長さんだかが軍事マニアとかで、いろんなものをコレクションしていた中の一つがこの主砲だったようです。
興味のある方は是非一度、長野県東筑摩群麻績村の「聖博物館」へお越しください。
主砲以外に航空機など興味深い数々が展示してあります。