AC長野パルセイロ今年こそJ2昇格の条件
2015年、長野を本拠地とするAC長野パルセイロの本拠地が一新しました。
先日はなでしこジャパンの国際試合が行われるなど、J1の必要とする条件も満たした南長野総合運動公園。
収容1万5千人は今年こそAC長野パルセイロがJ2への昇格へ向けて夢を運びます。
AC長野パルセイロ公式ページより
5月24日までの状況は9勝1分2負で第2位です。
首位のレノファ山口FCとは得失点差で11点離れており、首位を目指すにはちょっと厳しい状況が続いています。
ただ、最近4試合では4連勝中で非常に波に乗ってきています。
一方のレノファ山口はつい先日の試合で遂に黒星、明日行われる試合が一つのカギを握るかもしれません。
ただ、優勝だけがJ2昇格できるのではなく、2位のチームにはチャンスがあります。
ググってみたところJ2昇格には以下のような条件が必要となります。
1.Jリーグ準加盟クラブであること。(J2への昇格元がJFLであった2013年までのみ存在した規定)
2.Jリーグクラブライセンス制度に基づき、クラブライセンス審査を受け、J2ライセンスが付与されていること。
3.当該年度のJ3(2013年まではJFL)において年間成績が2位以内であること。
4.以下のいずれにも該当しないこと。
入れ替えの資格を有するか否かを決定する理事会の前日時点で、翌シーズンの広告料収入確定額が1億円未満(税抜)
当該年度のJ3における平均観客動員数が3000人未満
オレンジ色がまずJ2のスタジアムになびくことを夢見て・・・
細かな条件が必要となりますが、チームの実力のほかにスポンサーや集客ができているかが非常に重要なカギとなります。この点では既にクリアできていると考えても良いかと思います。1試合の平均観衆は5000人を超えておりJ2にも引けを取らない集客ができていると言えます。
もともとAC長野パルセイロはJFL常勝チームでありましたが、2013年では優勝したにもかかわらず、Jリーグに加盟していなかったことからJ2へ昇格するチャンスを逃しました。
2014年では入れ替え戦で惜しくも負けてしまうなど、足踏み状態が続いている状況なのです。
そして、今年はスタジアムが新しくなり、心機一転、おまけに長野は7年に一度の御開帳の年でもあり縁起も良く絶好の年です。
お隣松本では山雅がJ1昇格を決めまずまずの成績のなか快進撃を続けています。
同じ長野県勢として来年はJ2、再来年はJ1へと階段を駆け上がってほしいものです。
次回7月12日に首位のレノファ山口と対戦します。
この時までに引き続き現在のポジション以上をキープしていれば首位のチャンスがでてきます。
まずはそれまで引き続き注目して各試合を応援してまいりましょう。