アナログ24時

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JR3月14日ダイヤ改正、北陸新幹線開通、終点から中間駅に変わる長野に注目

3月中旬、鉄道ファンにとってはこの時期になるとそわそわしだすかもしれないが、それもそのはず、「ダイヤ改正」という一大イベントが待っているからです。

すでにアナログ24時でも去りゆく寝台列車の話題を載せましたが、3月14日のダイヤ改正で一番注目されるのが、金沢まで開通する北陸新幹線だろう。

1998年、冬季オリンピックを機に東京-長野間に新幹線が開通した。そうです。長野新幹線です。それから早いもので16年、その路線は遂に日本海までつながることになりました。

 

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長野新幹線では2014年より既に走り始めているE7系は12両編成

 

北陸新幹線の開通で何かと注目されるのは石川や富山といった北陸地方ですが、中間駅として生まれ変わる長野にも注目してみましょう。

 

観光名所の「善光寺」は7年に一度のご開帳

ご開帳とは数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。 仏都の春、御仏とのありがたいご縁が生まれるというものです。今年がその節目の年、新しい新幹線に乗ってぜひ足を運んでみましょう。

 

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ものすごい人になります

新幹線ホームのメロディが変わりました

新幹線の発車メロディが「信濃の国」のメロディに変わりました。

長野県民ならなじみが深い曲のようですが、全国で聞けるのはここだけ。

ちょっとした楽しみですね。

 

長野駅新駅ビルが誕生

かつては寺をイメージした独特な駅舎から98年新幹線開通で近代的な駅舎に変わりましたが、あれから16年、駅前が駅ビルとなって生まれ変わります。すでに東急ハンズなど長野初お目見えの店もオープンしていますが都会の人から見ると、「なにこれ?」というぐらいのしょぼい規模です。でも一度ぐらいは見る価値あるかもしれません。 

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一部はすでにオープンの長野駅ビル

2016年大河ドラマ真田丸」の舞台はおとなり上田市

長野から新幹線で1駅、お隣上田市は来年の大河ドラマ真田丸」のゆかりの地です。

とくに有名な真田3代が活躍した地には今もその面影をいたるところで見ることができます。江戸時代になると真田家は松代藩としてその子孫はずっと生き続けます。長野市松代へ行くと真田家のその後がしっかりと勉強することができます。

 

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上田駅前には大きな垂れ幕が。市の意気込みを感じる。

在来線では廃線や有名な特急列車まで運転が終了したり明るいニュースは少ないですが、新幹線沿線では新しい時代に向けて日々準備中です。

ちなみに私は修学旅行で長野県を訪れましたが、当時の長野駅は新幹線は開通しておらず、東京からは特急「あさま」名古屋からは特急「しなの」。在来線がまだまだ元気だった頃でした。

あの風情のあるお寺の駅舎は善光寺へつながるとても情緒あふれる景観でしたが、新しいものができる一方でこういうものがなくなってしまうのもややさびしい感じがしました。

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かつての長野駅。いまよりこっちのほうが味があった。