今年度の申し込みはまもなく終了、一本のセールス電話が太陽光発電のきっかけに。
数年前まではメディアでも連日話題をさらっていた「太陽光発電」。
最近では以前ほど話題になることもなくなりましたが、それもそのはず、国の補助金は終了し、地方の補助金も年々少なくなっているからです。
電気を売る売電価格についても年々安くなっており、今年度は37円/kwhで始まった当初に比べるとずいぶん安くなりました。
しかしそれでも実際に買っている電気代平均25円/kwhからみるとまだまだ高い金額で買い取りをしてもらえるのです。
こんな光景はもはや一般的になった
こんなことをなぜ今頃書くのかといいますと、明日で今年度の買い取り価格での申し込みが終了してしまうからです。
買い取り価格=売電価格ということで、2014年度は37円/kwhで売電できるのです。
これがおそらく来年度にはもう少し安くなるため太陽光発電を導入するには今がねらい目でもあるのです。また、地方自治体では太陽光発電装置の設置によりまだ補助金を出している地区が多くあり、一時期より下火になったとはいえまだまだメリットが感じられます。
それからもう一つ買い時だと思ったのは設置費用についてです。一般家庭用のシステムで、以前はkw当たりの単価が40万円以上していたものが今では35万円程度で入手できるのです。ここまで値段が下がったことで、電気を売るということのメリットがより享受しやすくなりました。
シミュレーションしたところ、約8.5年ほどで元金は回収ができます。売電価格は10年間固定ですので、残り1.5年はまるまる収益になるのです。さらには、設置してからはずっと電気代が大幅に削減できるようになります。
電気の買い取り制度はいつまで続くか・・・
このようなことで、いろいろ調べていくうちに、業務用売電を事業として行っている方もおりました。日照率の良い安い土地を購入し、太陽光発電の設備を設置してしまうのです。いわゆる「メガソーラー」というもので、私が紹介を受けた土地については80坪程度で30kwの発電量が確保できます。金額にすると年間約100万円が何もせずに懐に入ってくる計算です。しかも業務用の発電は20年間も売電価格が固定しており最初の10年で資金を回収してしまえば残りの10年はしっかりとした収入となります。
この規模で太陽光発電を行うと、一つの事業として銀行からの融資も期待ができるのです。ダメもとで相談に行けば意外とよい結果になることがあるようです。
従いまして、このような環境がある今の状況では太陽光発電はまだまだ買いの状況です。遊ばせている土地があるかたや適した土地があるかたはぜひ検討してみてはいかがかと思います。しかしながら、この再生エネルギーの費用は電力会社が負担しているのではないのです。買い取りコストはそのまま、われわれ利用者の電気料金に上乗せされています。一度電気の明細書をご覧ください。
また、いつ電気の買い取り制度が終わってしまうか誰にも分からないところであり、そこはリスクとしてとらえる必要があるというところは覚えておいたほうがよいでしょう。
でも、この積み重ねは将来自然エネルギーがそのまま活用できる素晴らしことなのです。