アナログ24時

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伊藤忠商事、村木厚子氏起用で創価学会と密接になるのか・・・

世界の伊藤忠商事が驚くべき人事を行っていることがわかりました。

今回新たに社外取締役村木厚子・前厚生労働事務次官(60)を充てる役員人事を発表したのです。6月の株主総会日付。村木氏が昨年10月の退官後に企業の役員に就くのは初めてということです。朝型勤務などの働き方改革を進める伊藤忠は「労働政策の豊富な経験とともに、女性の働くモデルとしても期待している」と説明する。また、任期6年の慣例を破って岡藤正広社長(66)の続投を決めた一方で、小林栄三会長(67)は「任期を全うした」として取締役を外れることになりました。

 村木氏は2009年に郵便不正事件で逮捕されたが、翌年に無罪が確定し、復職。13年に事務次官に登用された経歴があります。

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出典:http://www.47news.jp/

 キャリアからみていきますと、人当たりが良く非常に優秀だということがわかります。

 しかし、元キャリア組であり、創価学会となると政府、とりわけ公明党との結びつきが強いのではないでしょうか。

 

 懸念されるは伊藤忠商事で今後問題が起きたときに、この宗教問題がクローズアップされてしまう可能性があるということです。

 

 社外といえども取締役クラスになるということは社内にその影響力が及ぶわけですから、その人物がどう出てくるかで大きく会社の事情も変わってくるのではと思います。

 

 また、伊藤忠が政府との結びつきを強めるため村木氏を起用したことが考えられますし、悪く言えば天下りのようなものかもしれません。

 

 厚生労働省にいた村木厚子事務次官退任したときは、「やらせて頂いて本当によかったと言える大事な仕事だった」と、37年半の公務員生活を振り返っています。

 雇用均等・児童家庭局長だった2009年6月、大阪地検に逮捕されて164日間勾留されたことで一躍有名になりました。そして、その経験から「だれでも身近な人に支えてもらわなきゃいけなくなることを実感した」と言い、復職後は「気持ちを込めて仕事ができるようになった部分はあるのかなと思う」と話していました。11年6月からは、冤罪(えんざい)事件の当事者として法制審部会の委員も務めています。

 後輩の女性官僚には「非常にハードで家庭との両立とか難しいことはいろいろあるかもしれないが、その時々の100%で力を出せばいい」とアドバイス。退任後の身の振り方は「まっさらで白紙」とした上で、「政治(の世界)には行きませんので、それだけは広めておいて下さい」と笑いを誘っていましたが、最終的にはこういうことだったのか、と新たな事実に驚いたニュースでした。