アナログ24時

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川崎市の老人ホーム転落事故はどこの施設で起こったか

今後高齢者がますます増えていく中で、施設も増えてくるわけですが、その安全性については特に気を使わなければなりません。

川崎市幸区の老人ホームで昨年11~12月、入所者の男女3人が相次いでベランダから転落して死亡していたことが施設などの関係者への取材でわかったというニュースが入ってきました。施設から事故として報告を受けた川崎市は、原因の究明と、職員の教育など再発防止を求めているそうです。

 まだ調査段階で、それが事故なのか事件なのかははっきりとしていないようですが、その経緯は以下の通りとのことです。

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 運営会社や消防などによると、昨年11月4日には入所者の男性(当時85)が4階から転落。12月9日には女性(当時86)が4階から、同月31日には女性(当時96)が6階からそれぞれ転落しました。午前1時50分から同4時17分までの未明の時間帯に119番通報があり、消防が市内の病院に救急搬送したが、死亡が確認されたということです。

 

 これから入居するのにこういうことが相次いで起こるとそれこそ不安になるわけですが、いったいそれはどこの老人ホームで起きたのでしょう!?

 見る限り報道機関からの発表はないようですが、現場である川崎市幸区にある老人ホームを調べてみました。

 ざっとぐぐってみたところヒットしたのは33件もありました。

 有料老人ホームはこの狭い地域でこんなにもたくさん存在しているのだと感心するとともに、高齢化が進んでいる実態も目の当たりにしました。

 そして、このどこが今回報道のあった老人ホームなのかというと、過去の記録よりヒントとなるのが6階以上の建物という点ではないかと思います。

 老人ホームというと比較的低層の建物を思い浮かべますが、この事故は6階という比較的高いところからの転落ということで、6階建て以上の建物である老人ホームを見ていくとある程度はしぼれてくるのではないかと思われます。

 

 ちなみに有料老人ホームの毎月にかかる費用ですが、5万円~15万円位のところのようです。

 高いか安いか考え方次第ですが、年金をつぎ込んでそこを終焉の地にするといったところでしょうか。

 家賃の心配ないだけでなく、食事や介護まであるのですから、生活面の心配がいらない点で今後も老人ホームの必要性がさらに高まると思われます。

 
 こういったことを調べていくと、いざ自分が高齢になった時のことを考えてしまいましたが、できればこういう施設ではなくて、自宅の畳の上で死ぬことができれば一番幸せだと思いました。しかし、そのためには死ぬ間際までいかに家族に迷惑をかけないか、それが自身の高齢化した時の課題ではないかと考えました。