大阪桐蔭で丸毛謙一は開花そしてプロ野球へ
手術は3時間半にも及んだが意識が戻り、呼び掛けにも応答していました。今後は1週間~10日間入院して経過を見るが、復帰時期などは未定で長期離脱は避けられない状況です。
この状況からここまでの復活ぶりは誰が想像したでしょうか。
2月の宮崎キャンプでボールが左側頭部に当たって手術したプロ野球・オリックスの丸毛選手はこの時そのプロ野球人生が終わりだと誰もが思ったものです。
しかし今では2軍で練習が再開できるまでに回復していたのです。ところが、再度、同じ箇所にダメージを受けた場合は生命にかかわる、という医師の勧告から遂に現役引退を発表しました。
オリックス時代の丸毛 出典:http://www.sponichi.co.jp/
思い起こせば大阪桐蔭高校では2年秋からベンチ入り。3年時に出場した夏の甲子園では、2回戦で斎藤佑樹を擁する早稲田実業に敗退した。自身は9回に代打で出場して、斎藤佑樹から三振を喫しました。
このころからそのセンスが開花し、大阪経済大学に進学すると、2年時の春からレギュラーに定着し、外野手の他、三塁手としてもベストナインに輝くなど活躍したのです。
そしてプロ入りへとつながったのですが、まさかこんな形で引退とは・・・。
丸毛は球団を通じ「悩んだ末に引退を決断しました。今は、後悔もなく、すっきりした気持ちです」とコメントしています。
でも、彼の人生まだこれから。これまでの経験をもとに、今後は2軍スタッフで野球に携わっていくのです。
是非、これからも応援していきましょう。