アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

斎藤工が口唇裂かどうか気にしてみた

その唇が特徴的な俳優「斎藤工」。

テレビでやっていた番組を見ててふと思ったのが、斎藤工ってもしかして口唇口蓋裂と言う症状なの?ということです。

f:id:moromi2015:20150701214048j:plain

セクシーな唇 出典:http://alwaysnewstrend.com/

 

  口唇裂こうしんれつとは、口唇(くちびる)に 披裂ひれつが生じる先天性の病気です。

 妊娠初期に複雑な発生の過程をへて、顔面が形成されます。胎生期第4~7週ころに、前頭突起と左右の 上顎突起じょうがくとっきが 癒合ゆごうして 上口唇じょうこうしんができます。この癒合が障害されると、口唇裂になります。

 口蓋裂とは口と鼻を隔てている上あごに先天的に亀裂が生じる病気です。

 

 この症状を見る限り斎藤工は口唇裂とは違うようです。

 ただ単に特徴的な唇をしていることで、よりセクシーに見えてしまうようです。

 

 でもこの病気、500人に1人の割合で発症するということで、確立としては決して低くないことが分かりました。

 

 ただ、治療法は年々進歩しており、今では1回の手術でかなりの改善がみられるようです。

 口蓋裂については、生後1歳6カ月ごろに口蓋裂一次手術を施行したのち、ストロー吹きなどで、鼻咽腔閉鎖機能の能力を高める訓練を行います。

一般に,口蓋裂の子供さんの約85パーセントは、この程度の簡単な訓練で自然にこの鼻咽腔閉鎖機能を獲得し、正常言語を話せるようになりますが、残りの15パーセント程度の子供さんは鼻咽腔閉鎖不全のため呼気(いきをはくときの空気)の鼻漏れによる開鼻声や構音(発音)異常が出現し,構音治療などが必要となります。

また、この段階で、構音異常が歯の位置異常や口蓋の形態異常に起因するものでは、拡大床などで対処し、口腔鼻腔獲(口蓋にあいている穴)、鼻咽腔閉鎖機能不全などに起因するものでは、必要に応じ瘻孔閉鎖床や、スピーチエイドを使用します。

また,適切な時期に瘻孔閉鎖術、咽頭弁形成術、再口蓋形成術などの口蓋裂の二次手術を施行する場合もあります。

 

 ちょっと調べるといろいろとわかる世の中になりました。

 こういった病気のことも理解して明るい社会を作れるようになればよいと思います。