アナログ24時

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「水毒」は食べ物に注意して乗り切ろう!

じめじめ続く梅雨の時期。

この時期から初夏にかけての日本は、気温の高さと雨の冷たさが入り混じった独特の気候になります。それはまるでミストサウナの中のような環境です。このような状態に置かれると、人体には余分な水分がたまりやすくなります。

そしてかかりやすくなるのが「水毒」と言う病気。

水毒は体内の水分の代謝障害(水の滞り、水滞、水気、宿水)が起こった状態になります。さらに水滞によって病的な浸出液や異常分泌などを起こし、発汗、排尿などにも異変が起こるのです。

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水毒は体を温める作用のある食べ物で対策しましょう

食べ物には、体を温める食材と冷やす食材があります。
食べ方にも、体を温める食べ方と冷やす食べ方があります。
その中でやはり自然のものを食べるのが一番、野菜に含まれるビタミンCやビタミンEは、冷え症に効果があると言われており、ビタミEは血行を良くするはたらきと、体内のホルモン分泌を調節するはたらきがあります。
また、ビタミンCには、血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。
 
この関係から以下の野菜を積極的に摂取してみましょう。
・かぼちゃ ・たまねぎ ・にら ・にんにく ・にんにくの芽 ・ねぎ ・赤唐辛子・しょうが ・だいこん ・かぶ ・ごぼう ・白菜 ・赤ピーマン ・紫蘇 ・人参 ・豆類・イモ類 ・ブロッコリー ・ピーマン ・ゴマ ・山芋 ・小豆 ・もち米・茹でたキャベツ ・切り干し大根など
 
 こうやってみていくと梅雨の季節が旬ではない野菜ばかりです。
 しかし、今の世の中ハウス栽培の進化によりこれらの野菜はほぼ一年中入手が可能です。
 したがって梅雨のようなじめじめしてちょっと寒くなりやすい時期にこういったものを食べていくことで水毒対策にもなります。
 
適度な運動を心掛けましょう
食事に気を使うことができたならば、次は運動です。
運動をすることで代謝が高まり梅雨時のじめじめの対策になるのです。
運動は体内の熱を上げ、冷えにくい体質を作る効果があります。どんな運動にも一定の効果がありますが、簡単にできる柔軟運動をやってみましょう。普段使っていない関節を動かしてみるとそういったところにも刺激が行き体の働きをよくします。また、柔軟運動は筋肉を柔らかくし、関節の可動範囲を広げるのでけがをしにくく、さらに自律神経の働きをよくして、代謝を高める働きがあります。これをけいぞくてきにやることで、体が冷えにくくなるのです。
 
寝冷えにも注意を
 寝冷えを防ぐために、眠るときにもちょっとした工夫をしてみましょう。冷えやすいおなかを温める腹巻きなどを履いてみると効果があります。
 
 梅雨を乗り切ればいよいよ夏本番です。
 この時期に体調を整えて暑い夏に向けて体を作っていきましょう。