長野で停電の朝を迎えて会社に行くまで 1時間以上の停電で電気代割引らしい
いつものように目覚ましの音。
「あぁ、また朝が来てしまった」
いつものように会社への身支度を始めたのだが、あれ?
タイマーセットをしたはずの石油ファンヒーターがついていないじゃないですか!
もしかして停電!?
あわててブレーカーを見に行くとブレーカーは落ちてない。
そうするとなんだ?もしや最近設置した太陽光発電のパネルのせいで電気がショートしてしまったのでは?
いや、あれはまだ電気工事が終わってないしそんな停電の原因になるはずはない。
それより昨晩雪交じりの雨が降っていたからそれが漏電でもしたのではないのか?
なんだかんだ考えているうちにLINEがピンポーン!
「停電なんだけどぉ、そっちはどぉ?」
おぉ、うちだけが停電じゃなかったんだ!これで世間も停電だとわかりちょっとテンションが高くなってしまった。
そうこうしているうちに時間は経っていく。
幸いなことに水道は使える。
トイレと洗顔を済ませ、朝食を準備せねば。
それにしても部屋が狭い。
ふと思い出したのが携帯コンロだ。
カチッ。
ボワッ。
青い炎がめらめらついてゆく。
「あったかぁぃんだからぁ」思わずこのフレーズを思い出しこういう時に使うのがぴったりだと思ってしまった。
とりあえず、この形態ガスコンロで湯を沸かし、コーヒーを飲む。
パンも少しかじって、洗面を済ませ。
携帯電話でネットは使えたので、ネットのラジオを聞いてみる。
とてもクリアな音声でラジオの放送がよく聞こえた。
「長野県北部で大規模な停電が起きています。」
ニュースでより具体的な様子が分かった。更に中部電力のホームページを見てみると、やはり停電情報がでていた。午前5時55分くらいからだということが分かった。
時間になったので会社へ向けて車を走らせた。
住宅街を抜けていざ国道へ。
しかしまさかの信号がついていない!
でもこの国道に入らねば会社への道は開けない。
国道を走る車は私の車など見えないかのようにどんどんスピードをあげて通り過ぎてゆく。
ふと思い出したのが中国の車。たしかに似ている。
では、思い切って、道に出てみた。すると、車が止まってくれたではないか!
国道を走っているとそれでも意外と普通に走れるではないですか。
はっきり言って今の道は信号が多すぎるのだと実感してしまいました。
そのうちに電気は復旧し、午前10時すぎ全面復旧したとのことです。
ちなみに多くの小学校は給食が作れず、牛乳だけ飲んで下校になったとか。
電気がないって本当に不便だとつくづく考えてしまいました。
オール電化とか言ってますが、停電になったらいっかんの終わりですね。
電気が無くても非常時に耐えられる準備はしておきましょう。
跡になって聞いた話ですが、今回1時間以上の停電世帯対象に今月の電気代は4%オフになるらしいです。またこの停電で影響を受けた電化性などある方は個別にご相談ください、とのことです。