アナログ24時

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やはり上がったガソリン価格。行楽シーズンに備えて燃費節約方法をマスターしよう

最近ニュースでも発表がありましたが、どうやらガソリン価格は底値をうち、上昇に転じ始めたようです。

うちの近所のガソリンスタンドは1か月前最安値レギュラーガソリン129円/ℓだったのが、いつのまにやら138円/ℓになっていました。

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ガソリン価格の上昇は原油価格の動向で決まりますが、簡単に私なりに最近の流れを整理してみました。

昨年後半より軒並み最近の最安値を更新してきた原油価格、これは消費大国中国の景気減速に加え、アメリカでは石油に代わる新エネルギー「シェールガス」の実用化が加速し、石油の必要性が薄れてしまいました。しかしながら、中東各国では在庫が増えるにもかかわらずおそらくアメリカの「シェールガス」に対抗するため赤字覚悟で石油の産出量を維持することを容認したため、実質的に原油価格はどんどん下がってしまいました。結果的には「シェールガス」より石油が割安になり、狙いは的中したかに見えました。

ところが、アメリカのことですからこのままでは終わらせません。年始早々、アメリカは自国の石油産出量を抑制する動きを見せ、そうすると少なからず石油の流通量に変化が生じます。これを危惧した石油関連各社は値上げを始めたということです。

その中でガソリンも価格が上昇に転じ、これからこの傾向が続くと引き続きじわじわと価格は上昇傾向になることが予測されます。そうするとおそらく「シェールガス」の優位性が生まれるため、アメリカにとっては色々な面でメリットが出てくるものと思われます。

やはり資源を有している国は強いですね。

日本は近海にとてつもない資源が眠っていると言われていますからそれを実用化できるとこれまた世界に大きな影響を及ぼすかもしれませんね。

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さて、こんな流れでガソリン価格は上昇してしまいましたが、我々の生活においてすぐできることはガソリン代の節約だと思います。

私が実践して効果があったガソリン節約法は以下の通りです。

1.アイドリング運転をやめましょう

 まだまだ寒い日が続きますが、アイドリング(暖気)運転は禁物です。

 今の車はアイドリングしなくても問題ないようにできており、実は暖気というのは無意味なものなので、これをやめるだけで燃費は大幅に節約になります。エンジンスターターという便利なものがありますが、アイドリングが必要ない今の車はこんな昨日はあるだけで消費者の費用負担が増えるだけということになります。

2.給油は満タンにしないようにしましょう

 一回の給油で満タンにしてしまう人もおおいかもしれませんが、タンクが満タンになるとそれだけ車の重量が増し、燃費が悪くなります。一回の給油ではタンクの半分ぐらいにしてみると燃費に非常に良い効果が出てきます。また、一回の給油の値段が安くなるためお得な印象も受けると思います。

3.不要な荷物は載せないようにしましょう

 車の重量が増えると結構燃費に敏感に反応します。

 できるだけ車に乗せる荷物は最小限にするよう心がけましょう

4.エンジンの吹かし運転はやめましょう

 ついついスピードを一気に出そうとエンジンを吹かしてアクセルを踏んでしまいがち。これも燃費を悪くする原因になるので徐々にスピードを出すようにしてみましょう。

5.冷暖房は少なめに

 冷暖房は少なめに使用しましょう。

 最近は日によってもあたたかいことがありますので、窓を開けるなど外の空気をいれてみたり、服を1枚多く着てみたりするだけで、燃費の助けとなります。

 たったこれだけを実践してきただけで非常に快適なエコライフが送れています。

 会社が支給してくれる通勤費用だけで土日に遊びに行くガソリン代までまかなえる結果となりました。

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 もちろん車は燃費が良いものを選ぶことができれば一番よいと思います。

 行楽シーズンも間近。ちょっと視点を変えてガソリン価格の上昇に備えましょう。