アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

保釈の田口智治被告に有罪判決

われらがCCBもこの事件で非常にショックを受けたわけですが、その判決が出たようです。

自宅で覚せい剤を所持、使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われたバンド「C―C―B」元メンバー田口智治被告(54)に、横浜地裁の国井恒志裁判官は16日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡しました。この日は初公判で、田口被告は起訴内容を認め、即日判決となりました。

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出典:

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/kenkou_anzen/stop/kiso/boroboro.html

 田口被告はキーボード奏者・ピアノ奏者としての評価が高く、クラシック、ポピュラー、ハードロック、プログレと、ジャンルを問和図に活躍していました。また、その感性豊かに奏でる音色を音楽療法やボランティア活動に積極的に参加し、音楽を通じてその幅を広げていました。また、クリスチャンであったことを明言していますので、今回のような罪に対して今後の態度に注目が出ています。


 7月には同じくC-C-Bだったベーシストの渡辺英樹さんが死去していますが、このような事件の為、逮捕後に知人から知らされたそうです。田口被告は時折涙で声を詰まらせながら「非常に申し訳なく思っている」と話しをしていたとのことです。関係者によると、田口被告は墓参りなどに行く意向を見せているというので、人間としての情がしっかりあったのだなとちょっと安心しました。

 C―C―Bは「Romanticが止まらない」などのヒット曲で知られていますが、復活公演をしてほしいものです。

 今回の判決が即日判決されたことで、本人は十分に反省していると思われます。

 覚せい剤は知らぬ間にはまってしまう恐ろしい薬物です。

 一定の段階に達した覚せい剤の乱用者は最も危険な状態になります。これは、酩酊状態が終わり、もう覚せい剤から快感やハイの状態が得られなくなってしまった時に起こる現象です。

 そして、その幻覚は非常に鮮明で、本物であるように見えるため、使用者は現実世界から遮断され、自分自身および他人に対して危険な存在になりえます。また自傷の危険性も高くなるとのことです。

 しっかり懲役期間に薬物に対する反応を抑えて正気に戻り、音楽という素晴らしい芸能生活に戻ってほしいものです。

バンドしてたの?野田伊佐也が自称としか認知されない切なさ

東京都内のJR施設で8月以降に相次いだ不審火で、品川区の品川変電所敷地内のケーブル付近に火を付けてJR東日本の業務を妨害したとした事件は容疑者の特定で新たな段階に入りました。威力業務妨害容疑で逮捕された自称ミュージシャン、野田伊佐也(いざや)容疑者(42)が、同変電所以外の複数の不審火について関与を認めたということです。その理由として、「大量に電力を消費するJRが許せなかった」と供述していることが取材で分かったそうです。そのほかの同類事件も野田容疑者が関与している可能性が出てきました。

 

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出典:産経新聞

 確かにJRは大量に電気を消費します。今電力は原発問題で今後どうなっていくかわかりませんが、近隣に住んでいる人たちにとっては大きな問題でしょう。もしかして野田容疑者はそういった地域に住んでいたのでは?調べたところそうではないようです。

ついでに調べた両親について、父親は東京藝術大学名誉教授の野田哲也&母親はイスラエル大使館の娘とのことです。

 基本的には子供のころから不自由のない生活を送っていたのではないかと思います。気になったのは片親がイスラエル人ということで、ちょっと宗教じみた一面がありました。名前はイザヤですが、これは預言者の名ということで、彼自身が勘違いするような育て方になったのではないかと思いました。結果、こんな事件を起こしてしまったのか。

 

 2000年ごろにバンドを組んでいたようですが、野田容疑者はボーカルとギターを担当。「イスラエルと日本のハーフ」と紹介されていました。音楽性については、最高にヘビーなロックンロールです。歌詞は、かなり過激な内容で戦争などを題材にしていたようです。

 その言葉通り、「GUERILLA」という曲では「ゲリラ! 最高のテクニックで ゲリラ! 帝国に終焉(しゅうえん)」とのフレーズも見受けられました。作詞は野田容疑者がしており、都内のライブハウスで主に活動していたとみられています。

 ただ、残念なことに、どこの報道でも「自称ミュージシャン」とされ、そのバンド活動は世間に認知されていない程度のようです。

  事件に戻りますが、自宅アパートからアルコールが入った容器が複数押収されていたことも判明しています。警視庁捜査1課は一連の不審火と野田容疑者の関連を調べるとともに、8月以前にも把握されていない被害があった可能性があるとみて、裏付けを進めているということです。


  自宅アパートからは市販のものとみられるアルコール入りの容器が複数見つかっています。一連の不審火では、複数の現場で焼けたペットボトルやティッシュペーパーなどが一緒に見つかっており、一部のペットボトルには液体が残っていました。


 また、野田容疑者が利用していたとみられるインターネット上の写真共有サイトには、都内の線路の滑車の上に液体入りのペットボトルが置かれた画像など、不審火への関与を示唆する画像が複数投稿されておりそのあたりの調査が進んでいきそうです。

阿部光江容疑者、死体遺棄のなぜ

自分の子供について親としてどれだけ責任が果たせていますか。

そんな当たり前の義務が果たせない事件が起きてしまいました。

水戸市のアパートの部屋で、3歳の男の子の遺体が発見されました。母親が行方不明でしたが、9日夜に見つかり、死体遺棄の疑いで逮捕されました。

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出典:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2583004.html

水戸市東赤塚のアパートで阿部凛生(りお)君(3)の変死体が見つかりました。一緒に暮らしていた母親(32)と他の子供たちの行方は一時わからなくなっていましたが、福島県いわき市内で歩いているところを発見され、逮捕に至りました。地域住民には不安が広がっていましたが、さらに驚きの結末となってしまいました。

 先日の報道では、近くに住む会社役員の男性(69)は「治安が悪いような地域ではないのでびっくりしている」と驚きを隠せない様子でした。

 また、男性会社員(26)は「兄弟は夏にビニールプールを出したり、よく外で一緒に遊んでいた」と語り、母親については「あいさつをしてくれるし、普通の人という印象。ただ、昼夜問わずに強い口調で(子供を)怒っていたようだ」と話していました。

 県警や市教委によると、長女(14)の中学校では、5日に体育祭が開かれており、この体育祭に母親と遺体で発見された次男とみられる2人組が訪れているのを、この学校の教諭が確認していました。中学校は8日から登校日だったが、長女が無断欠席したため、教諭が家庭訪問したが誰もいなかったことが事件の発覚ともなったようです。


 次女(11)と長男(7)と同じ小学校に通っている小学6年の男児(11)は「(次女は)運動神経がよくて、持久走大会でいつも上位だった。弟と2人で登校していたみたい」と語っています。

  そして、9日午前、水戸市のアパートで阿部凛生ちゃんがタオルケットを掛けられた状態で死んでいるのが見つかりました。凛生ちゃんの遺体が見つかった際、光江容疑者と凛生ちゃんの兄妹3人が行方不明になっていましたが、発見されました。警察は母親の光江容疑者(32)を死体遺棄の疑いで10日に逮捕しました。午後11時ごろ、警察は光江容疑者から凛生ちゃんが死亡した経緯などを聞いています。

 これらの内容から一点不思議に思ったのが、これだけ何人もの子供がいてなぜ凛生君だけが死んでしまったかということです。
これがもしかするとこの事件の最大の焦点になるかもしれません。

生活に疲れたのか、果たして何か大きな問題を起こしたのか、家庭での生活状況についても気になるところです。
もしかすると故意にやったのではなく何かのはずみということもありますが、これからの調査に注目していきたいと思います。

青柳幸一教授、憲法第一人者の経歴が台無しに

今朝ほど書いた記事の続報です。

明治大学法科大学院の教授が試験情報を漏えいしていた事件で、告白されたことでその実名が明らかになったようです。

考査委員は非常勤の国家公務員として守秘義務が課せられており、法務省司法試験委員会国家公務員法違反(守秘義務違反)容疑で青柳教授を東京地検に告発したということです。

 司法試験の内容が漏えいした問題で、試験問題作成などを担当する「考査委員」を務めていた明治大法科大学院の青柳幸一教授(67)が、試験前に教え子の受験生に問題の内容を漏らしていたと発表しています。

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 青柳幸一教授は、憲法学者として日本の第一人者でもあります。

 著書も数多く、人間と憲法との関係について詳しく言及しています。

 著書は以下の通り

「個人の尊重と人間の尊厳」(1996年)
「人権・社会・国家」(2002年)
「ベーシック・ラーニング ロースクール憲法」(2004年)
憲法における人間の尊厳」(2009年)
「わかりやすい憲法(人権)-警備業実務必携」(2013年)

著書は数あれど、その評判はというと一部の本では誤字脱字が100字以上も見つかったようです。

憲法学者といえども得意不得意はあるのかもしれません。

 

 どうして情報を漏えいしてしまったのか、その調査はこれからと思われますが、やはり真っ先に気になるのが教え子との関係です。

 一部の情報によるとこの試験問題の漏えいはネットを通じて拡散したのではないかとも言われています。

   
 法務省の調査に対し、青柳教授と受験生は漏えいの事実を認めており、同省は同教授を考査委員から解任されました。告発を受けた地検特捜部は、漏えいの経緯などについて本格的に捜査を始めたところです。

 教授は明大を通じ、「大学と社会を騒がせて申し訳ない」とコメントしていますが、同大学からの解任も時間の問題ではないかと思います。

 

 日本の法学者一覧にも名前を連ねている青柳教授。 

 でも所詮は人間でした。

 法を創る人が法を犯してしまったこの現状を世間はどう考えていくでしょう。

 
 

司法試験を漏えいした明治大法科大学院教授は誰なのか

試験問題のカンニングは多々あることでしょうが、出題する側の立場の人が漏えいしてしまっては何にもなりません。

今年の司法試験で問題作成を担当した考査委員のが、教え子だった受験生に問題の内容を漏えいした疑いがあるとして、法務省が調査していることが分かりました。

 記事によると、この法科大学院の教授は試験前、憲法の論文試験問題などの内容を教え子の女性に漏えいした疑いがあるということです。

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 教え子だった女性は漏えいを受けたことを認めているとみられています。

 今や大学別の司法試験合格者は大学のブランド化アップにもつながることから試験関係者は、自分の大学で一人でも多く合格者を出したいのでしょう。

 司法試験選考委員に選ばれる顔ぶれを見たところ、その関連者の中でもトップクラスの人たちばかりです。
では今回漏えいした教授はどういう人だったのでしょうか?
明治大学の法学部関連の教授を調べてみたところざっと56人の名前が出てきました。
この中のだれかということになるのでしょうが、司法試験の選考委員に選ばれるくらいですから、相当権威のある人物に違いありません。
教え子が女性ということで、こういった事件は異性の関係も無視できない為、可能性として男性教授であるのではと推測できます。

 しかし、選考委員といえどもその実態は不明確な点も多いのではないかと思います。
最近真新しい選考委員がらみの事件というと東京五輪エンブレム選考委員の件がありますが、これらの委員の選考の仕方も不透明です。
結局は権威があれば決まってしまうものなのでしょうか。

 考査委員とはは法相が任命する非常勤の国家公務員で、法科大学院教授のほか、裁判官や弁護士が就いています。
今回の一件で、その守秘義務についての認識が足りなかったことが示唆されます。

 以前には当時の考査委員だった慶応大法科大学院の教授が、試験前に答案練習会を開いて実際の問題に類似した論点を学生に説明していた事件が明るみに出ております。先日から警察官にも不祥事が相次ぎますが、公務員の不祥事は税金が絡んでいるだけに世間の目も厳しいと思われます。

 とはいえ、法科大学は少子化により生き残りに必死な状態です。
それは有名大学であっても気が抜けない状況にあると思われます。
法律の在り方についていろいろと考えさせられる機会となりました。

巡査部長、梅本大輔容疑者逮捕、警察官の信頼が・・・

公務員たるものどうあるべきか。

特に警察官たるものは正義を愛し、世のため人のため市民を守る立場ではないでしょうか。

ところが、やってしまいました。

場所は大阪、女性を監禁し、集団で乱暴したとして、監禁と集団強姦容疑で、大阪府警箕面署刑事課の巡査部長、梅本大輔容疑者(36)と元府警警察官で配送運転手の溝畑優(ゆう)容疑者(32)を逮捕したと発表しました。

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漫画「こち亀」の根底には正義がしっかり描かれています


 府警によると、溝畑容疑者は事件前、インターネットの掲示板で集団強姦を呼びかける書き込みを行い、梅本容疑者がそれを見て犯行に加わったということですが、犯行が軽率としか言いようがありません。

 連日こういった事件は日本各地で起こり、摘発もどんどんされているのにどうして簡単に、しかも警察官のような人が簡単にこういうことをやってしまうのでしょうか。

 梅本容疑者は「女性を乱暴するという掲示板を見て乱暴した」と容疑を認めているが、溝畑容疑者は「監禁したつもりも、無理矢理やったつもりないが、女性が監禁され、乱暴されたというなら認めるしかない」と開き直っているようです。

 

 しかし、警察官のこういった不祥事どこかで聞いたことあるな、と思いぐぐってみると、出てくる出てくる数々の性的不祥事。

 警察官という職業がそうさせているのかわかりませんが、とにかくたくさんの警察官が、ハレンチな行為をして首になっているのです。

 特にひどいと思ったのは、昭和53年に起こった警察官による女性の強姦及び殺人事件です。この時には、警視総監までもが処分の対象になり、事の重大さを改めて知ることとなりました。


 逮捕容疑は、2人は数人の男らと共謀し、昨年12月17日午後10時すぎ、大阪市天王寺区内のホテルで、乱暴しようと20代の女性をホテルの一室に監禁。両手をひものようなもので緊縛して肩や足を押さえつけ、アイマスクのようなもので目隠しするなどして乱暴したとしている。

 今では、出会い系サイトなど、インターネットを介した事件が多くなっています。

 今回の両容疑者もネットで知り合った友人だということです。真面目に生きるということがどういうことか、平和すぎる今の日本ではなかなかその価値を見出せない点も否めません。

 

 ふと、目に入ったのは大河ドラマのビデオ。かつて明治維新を築いた志士たちの生き方を少しは学んでほしいと思いました。

石原寛展さんを溺死させた元少年の名前が。。。

過去の事件が今頃発覚した場合、その処理はどうなるのでしょうか!?

特に事件当時少年だった犯人が成人後に事件が発覚したらどういう形で報道されるのか、それが明らかになった瞬間でもありました。

広島市佐伯区五日市港広島はつかいち大橋で2013年7月、知人を海に飛び込ませて死なせたなどとして、広島県警広島西署は7日、重過失致死傷容疑で、自称アルバイトの元少年(20)を逮捕したと発表しました。
 

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 逮捕容疑は13年7月10日午後10時10分ごろ、定時制高校2年だった石原寛展さん=当時(18)=と知人男性=当時(16)=を橋から海に飛び込ませ、石原さんを水死させ、知人男性に全身打撲などのけがをさせた疑いが持たれているということです。

 元少年が逮捕!?、この少年今は成人しているではないですか!

 なぜ、彼の名前は公表されないのですか。

 少年に配慮してか、いや、でも死者が出ているのです。

 成人してから明らかになったのですから、名前は公表すべきではないでしょうか!?

 

 この矛盾が顕著に不公平として世に現れたのは、神戸連続児童殺傷事件の加害者男性「元少年A」の手記「絶歌」出版の元少年ではないでしょうか。この件は、いまだ騒動が収まっていません。

   少年時の犯罪であったため、いまだに名前が公表されず、匿名で手記を発表したのです。匿名出版や印税の受け取りまで発生しているということが、匿名と被害者を利用した金儲けと化してしまったのです。


 今回の事件では、橋から海面までは約27メートル。当時十数人の友人といたが、元少年が直接石原さんらに飛び込むよう促したということです。

 結局石原さんは命を落とすことになったわけですが、止めることはできなかったのでしょうか。

 

 犯行の現場では十数人の友人がおり、目撃者もたくさんいたと思われますが、だれも止めなかったのでしょう。仮に止めに入ったところで自分まで飛び込みさせられる恐れがあったかもしれません。しかし、実名がわからないと実情はいつまでたっても闇の中なのです。

 

 1999年に起きた母子殺害事件で死刑が確定した元少年(事件当時18歳)は、逆にその事件の本により実名が乗せられてしまいました。これに対して元少年はプライバシーを侵害されたとして、出版社と著者に出版の差し止めや賠償を求めた訴訟を起こしました。しかし最終的に、元少年側の上告を棄却する決定を出したのです。これにより実名本の「違法性がない」とすることが明らかになったわけです。

 こういう例もあるため、今のようにやったもの勝ちの風潮を消すべく、元少年であろうと、成人してしまえば実名を公表する必要性があると思います。