アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

旭化成建材ホームページには前田富弘社長の名前すら見つけられなかった

旭化成の改ざん問題はその改ざん模様が日に日に明らかになっています。

 横浜市のマンションが傾いている問題で28日、北海道でも杭(くい)打ちのデータに改ざんが見つかりました。そして、JNNの取材で「旭化成建材」が杭打ち工事を行った全国3040件のうち、数十件規模で、新たにデータの改ざんの疑いがあることを会社側が把握していることが分かりました。

 

 それに対して、旭化成建材は「(北海道でもデータ流用が明らかになったが?)非常に申し訳なく思っています。(他にもデータ流用あるのでは?)調査中です」(旭化成建材 前田富弘 社長)

  しかしマスコミの報道では、杭打ちのデータの改ざん問題が、さらに広がるのは必至の状況です。旭化成側はこのあと、国土交通省に北海道の問題について報告に訪れる予定ですが、さらに数十件規模でデータ改ざんの疑いがあることが分かりました。と報告されています。

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 ふと、旭化成建材がどんな会社かと思い、ホームページを開いてみたのですが、確かにそこには今回の一連の改ざんに関する謝罪文と各対応状況についてが書かれてありました。

 ホームページには旭化成との関連や事業内容が書かれてあり、内容はわかったのですが、ふと、気づいた点がありました。

 それはどこにも前田社長の名前が出ていないのです。

 ふつう企業概要のようなページには社長あいさつが書かれてあったり、代表者として紹介があるはずなのですが、そのようなものが一切見当たらなかったのです。

 これは今回の事件の発覚で身の危険を感じ名前を伏せたのか。。。それとももともとこういう風な書き方しかしていなかったのか。

  29日朝、旭化成建材の前田社長は「調査中」と述べましたが、旭化成関係者などによりますと、「旭化成建材」が過去10年間に杭打ち工事を行った全国3040件のうち、少なくとも数十件規模でデータの改ざんがあった疑いがあると、会社側が把握していることが分かっています。

 ただ、どこまでをデータの改ざんと認めるか、基準がはっきりしておらず、関係者は「調査は混乱している」と話しています。
 

 現在のところの調査でも明らかになっているように改ざんは改ざんであり、やはりそこは真摯に対応しつつ、前田社長中心に動くべきですが、このホームページを見る限り責任者はわからない、社のトップは知らん顔なのか、いまいち不明確です。

 

 時期を見て何らかのアクションをするとは思いますが、大勢の人々の暮らしを脅かすことをしておいて、先日は「担当者の責任」発言まで出ており、この先がますます不透明かつ、不安な状況です。

 結局辞めれば済むの大企業病的処理で終わらせてしまうのか、しばらくは注目せざるを得ない状況です。