アナログ24時

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川島なお美さんの余命と腹水や黄疸の症状について

川島なお美さんの訃報から一夜、いろいろな新事実が出てきました。

その中でも、余命が一年だったということについて既に知らされていたというのに驚きです。

 山田邦子さんのコメントでそれが語られていました。

 その山田さんは訃報を受け、24日午後10時ごろ、川島さんが亡くなった都内の病院に駆け付け、遺体と対面。耳元で「起きろ」と呼び掛けたが「ダメでした。(大黒)摩季ちゃんときれいにしてあげなきゃいけない、お化粧しに行ってあげようと。(川島さんは)小さくなっていましたが、素晴らしいメークさんが付いているので、本当にきれいになっていました。朝も、意識はないんですが、みんなでシャンプーをしてあげたんですって。(髪の毛も)サラサラで。Tシャツだったらしいのですが、赤いワイン色のドレスに着替えさせてあげていました。きれいでした」と声を詰まらせ、涙ながらに話をしていました。

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出典:http://ameblo.jp/naomi-kawashima/entry-10239998819.html

 


 川島さんの肝臓に小さな腫瘍が見つかったのは2013年夏ごろに受けた人間ドック。舞台出演を控えていたため、悩みに悩みぬいた末に翌14年1月28日に手術を受けたとありました。

 肝臓に癌というのは非常にやっかいなのです。

 私も母はやはり癌で亡くなっていますが、川島さんと同じような症状でした。

 もともとは大腸がんだったのですが、それが肝臓へ転移していたときに病気が発覚、大腸のほうはすぐの手術でなんとか取れましたが、肝臓への転移はどうすることもできませんでした。

 肝臓はいろんな血管が通っていて、やはり全身へそれがまわっていきます。

 その関係で、肝臓への転移=全身への転移の可能性が非常に高いといえるでしょう。

 症状が悪化していきますと、お腹に水がたまる腹水や黄疸の症状が出始めます。

 この症状はいわば末期と言えるのでしょうが、癌のせいで栄養分がこの水の中にたまるようです。ただ、この水もたまりすぎると動けませんから定期的に抜くことになります。結果、体はどんどん痩せてゆき、川島さんのあの会見の非常に痩せたような状況になるのです。

 しかし、腹水がたまったところだけは太くなり、それは足首のあたりにたまったりしていたのを記憶しています。

 黄疸症状は見ると明らかにわかります。特には眼球全体が黄色っぽく変色しますからそこが一番分かり易いでしょう。

 

 川島さんは余命を宣告されていたといいますが、山田さんの話では「(13年の)7月ぐらいに、1年ですよ、と。(鎧塚さんは)7月から1月が悔やまれると言っていました。早く(病院に)行けばよかったと…」と明かし、肩を落としたということです。

 川島さんの痩せた姿を見たときは正直あと何日生きられるか、という気がしていましたが、あまりに早い死でした。

 

 私の母もあと半年早く分かっていれば命を落とさずに済んだかもしれませんが、やはり定期的な健康診断を怠っていたのが原因とも言えそうです。

 

 おそらく本人たちは既に死期を悟っていたと思います。

 病気発覚し、手術後、私の母は何を思ったのか連休で帰省した私たちに念入りに母の部屋の掃除をさせました。それから半年で亡くなりましたから、あの時既に死を悟っていたのです。

 川島さんもここ1年ぐらいは同じ状況で、自分の死後のことについて既に考えられていたものと思われます。

 ファンにとってはあまりにショッキングな結果でしたが、ご冥福をお祈りします。