長野市プレミアム商品券が買えない!並ぶだけ無駄!?
最近は地方自治体で街の活性化の一環として、プレミアム商品券の販売を行っているところが多くなっています。
今日は長野市で1万円につき2000円もお得になるというプレミアム商品券の販売が始まりました。
会場の一つビッグハット、オリンピックでの会場が有効に使われているのですね。
10時販売開始で10時5分に到着、その時点で警備員から「完売です!並んでも無駄ですよー」のアナウンスが流れていました。
「並ぶだけ無駄」とは何事か!警備員の問題ではないですが、市の対応のお粗末さに呆れ果ててしまいました。
駐車場に入るのも長時間並ばされ、挙句の果てはこのありさま。
今日の販売は平日、しかも小さなお子様がいる家庭やお年寄り世帯に限りの限定販売。
それにもかかわらず、発売開始とともに売りきれの状態でした。
総額8億円が売り出されましたが、いったい何人の人の手に行き届いたのでしょう。
1人あたりの上限が10万円とのことですから、8億円売り出されても皆が10万円分の商品券を購入すれば8000人にしか行き渡りません。
人口40万人からの長野市でほんの一握りにしかこの商品券が行き届かないのはいかがなものでしょうか。
小さなお子様の家庭やお年寄りがこの長蛇の列に並べるはずもなく、結局あきらめざるを得ないのか。。。
ふと、思い立って「ながのプレミアム商品券実行委員会 運営事務局」へ相談の電話を入れてみました。
ところが、・・・・・。でない。。。。なんとお粗末なことか。お昼時という時間も手伝って誰も出ないのか!?それともクレームが多くて出ないのか!?
仕方なく、実行委員会である長野商工会議所へ電話を。
すると女性の担当の方が疲れた声で応答してくれました。
「商品券なんとか買えないんですか?」
「申し訳ございません。こんなに混雑するとは予想してなかったもので・・・」
「商品券の増額分は税金からまかなうんですよね?」
「はい、そうです。」
「では、購入したいのに1セットも買えないというのはどういうことなんでしょうか?」
「大変申し訳ございません。以後改善するよう上の者にも伝えます。」
と、疲れた声で対応してくださいました。
納税者にとって2割増しの商品券販売となるとただごとではありません。
ほかの市町村では不公平をなくすため、あらかじめ必要な世帯には整理券を配ったり、アンケートを取ったり対策をしているのです。
国から補助金が出るのか!?市の財政支出の理由づけをしたいのか!?
これを企画した市の職員は無計画に税金の乱用と同じことをしたわけですから裁かれるべきではないでしょうか?
マスコミもローカル局ということだからか、なぜ商品券が必要な人にゆき渡っていない根本の原因を報道しないのかが不思議なところです。
運営事務局の連絡先は026‐266-0426。もしくは商工会議所026‐227-2428。
是非一人でも多く実態を連絡して民意を示しましょう。