アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

石原寛展さんを溺死させた元少年の名前が。。。

過去の事件が今頃発覚した場合、その処理はどうなるのでしょうか!?

特に事件当時少年だった犯人が成人後に事件が発覚したらどういう形で報道されるのか、それが明らかになった瞬間でもありました。

広島市佐伯区五日市港広島はつかいち大橋で2013年7月、知人を海に飛び込ませて死なせたなどとして、広島県警広島西署は7日、重過失致死傷容疑で、自称アルバイトの元少年(20)を逮捕したと発表しました。
 

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 逮捕容疑は13年7月10日午後10時10分ごろ、定時制高校2年だった石原寛展さん=当時(18)=と知人男性=当時(16)=を橋から海に飛び込ませ、石原さんを水死させ、知人男性に全身打撲などのけがをさせた疑いが持たれているということです。

 元少年が逮捕!?、この少年今は成人しているではないですか!

 なぜ、彼の名前は公表されないのですか。

 少年に配慮してか、いや、でも死者が出ているのです。

 成人してから明らかになったのですから、名前は公表すべきではないでしょうか!?

 

 この矛盾が顕著に不公平として世に現れたのは、神戸連続児童殺傷事件の加害者男性「元少年A」の手記「絶歌」出版の元少年ではないでしょうか。この件は、いまだ騒動が収まっていません。

   少年時の犯罪であったため、いまだに名前が公表されず、匿名で手記を発表したのです。匿名出版や印税の受け取りまで発生しているということが、匿名と被害者を利用した金儲けと化してしまったのです。


 今回の事件では、橋から海面までは約27メートル。当時十数人の友人といたが、元少年が直接石原さんらに飛び込むよう促したということです。

 結局石原さんは命を落とすことになったわけですが、止めることはできなかったのでしょうか。

 

 犯行の現場では十数人の友人がおり、目撃者もたくさんいたと思われますが、だれも止めなかったのでしょう。仮に止めに入ったところで自分まで飛び込みさせられる恐れがあったかもしれません。しかし、実名がわからないと実情はいつまでたっても闇の中なのです。

 

 1999年に起きた母子殺害事件で死刑が確定した元少年(事件当時18歳)は、逆にその事件の本により実名が乗せられてしまいました。これに対して元少年はプライバシーを侵害されたとして、出版社と著者に出版の差し止めや賠償を求めた訴訟を起こしました。しかし最終的に、元少年側の上告を棄却する決定を出したのです。これにより実名本の「違法性がない」とすることが明らかになったわけです。

 こういう例もあるため、今のようにやったもの勝ちの風潮を消すべく、元少年であろうと、成人してしまえば実名を公表する必要性があると思います。