アナログ24時

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川村泰史操縦の軽飛行機墜落の原因

東京・調布市の住宅街に、26日午前11時ごろ、軽飛行機が墜落した事故で、住宅3棟と車2台が燃えているほか、これまでに、軽飛行機に乗っていた男性2人と、住宅にいたとみられる女性1人の死亡が確認されたとのことです。さらに、逃げ遅れた人がいるとの情報があります。
東京消防庁によると、午前11時ごろ、調布市富士見町の住宅街に、5人乗りの軽飛行機が墜落したと通報がありました。

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この事故で、午後12時50分現在までに、住宅3棟と車2台に延焼しているという。
警視庁によると、これまでに、軽飛行機に乗っていた男性2人と、住宅にいたとみられる女性1人の死亡が確認されたそうです。
現場は、中央自動車道の調布インターチェンジや、「味の素スタジアム」から500メートルほど離れた場所にあります。

この墜落した軽飛行機を操縦していたのが川村泰史操縦士。

川村操縦士は駒澤大学を卒業後に渡米し、帰国後には朝日航空株式会社の乗員訓練課程を卒業しパイロット資格を取得。

 その後日本エアロテック株式会社に入社しパイロットの育成をする資格を得た後

2013年に日本エアロテック株式会社を分社化し自ら代表取締役を務めるSIP Aviation株式会社を立ち上げました。

 ニュースでは機長の川村泰史氏の総飛行時間は数百時間という風に報じられており、それなりの経験があるベテランの域に達しているように思えますが実はそれほど経験を積んでいるパイロットだとは言えないようです。

車の運転に例えるとそれは教習所を卒業したてぐらいのもので、初心者ぐらいのようです。

しかし、今回の墜落の原因が飛行時間不足だけにあったとはいいがたいのです。

誰だって最初は初心者なわけですから、きちんと基本にしたがって操縦すればこういった事故はまずおこらないのではないでしょうか。

本質的な原因はほかにあるとみています。

ちょうど元日本航空で機長をしていたひとの考察がテレビでやっていました。

その分析で非常に本質的だと思われる事実がわかりました。

1.最近の高温により飛行機のエンジン出力が十分でなかった可能性がある

2.乗員が5人と多かったため機体の操縦テクニックの必要性

3.高温多湿により飛行機に十分な揚力が得られなかった

つまり、操縦捜査による墜落の原因は二の次の問題で、そもそもこの手の飛行機がこの条件で飛行すること自体に問題があったのではないかということです。

いずれにしてもこんな事故が起こると飛行場付近に住む人たちはこれから毎日が気が気ではないのではないかと思います。 

一日も早い事故検証が進んでほしいところです。