認知症と発表の声優「ドラえもん」の大山のぶ代さんはあと何年仕事ができるか!?
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
年齢は78歳となり高齢者真っ只中ですが、私にとって大山のぶ代さんは永遠の「ドラえもん」なのです。
発表によると今のところ文章を読んだりするのに支障はないとのことで、仕事を続けるとのことで一安心しました。
しかしながら、今後のことを考えるとあと何年あの声がお茶の間で聞こえるのか気になるところですが、この際なので、認知症の進行について調べてみました。
大きく4つのステップに分かれているようですが、その代表的な症状は以下の通りです。
軽度
・夕食の段取り、家計の管理、買い物に支障をきたします
・買い物で必要なものを、必要なだけ買う事ができなくなる
・誰かがついていないと、買い物勘定を正しく払えない
・自分で衣服を選んで着る、入浴など家庭生活はなんとかなるが、社会生活で困ることがある
中度
・介助なしでは適切な衣服を選んで着ることができない
・つりあいのとれない組み合わせで衣服を着る
・買い物を一人ですることができない
・家庭生活でいろいろなことを1人でできなくなり始める
中等度はまだ経度とみわけがつかないことがあるようですが、身なりなどのこなしかたが通常の人と差が出てくるようです。
初期高度
・寝巻きの上に普段着を重ねてきてしまう、靴の左右を間違う
・入浴を嫌がる、体をうまく洗えない、風呂から出て体をきちんとふく事ができない
・トイレの水を流せない
・尿便失禁がみられる、施設入所の可能性が高まる
完全に自分のことが自分でできなくなるようです。
ここまでくると自覚もできなくなるかと思います。
高度
・言葉が途切れ途切れになる、完全な文章を話せなくなる、日常会話ができない
・歩行能力の喪失、歩くのが難しい
・介助なしでイスに座れない
・笑う能力の喪失、嚥下運動は保たれる
・意識の低下、昏睡
高度までくると四六時中誰かが見張っていないと何をしだすか分からない状況で大変です。
ニュースを聞いて驚くジャイアン
そしてこれらの進行スピードですが、各段階が2~3年、全段階で15年程度とされています。
現段階では大山さんは初期の認知症と考えられますが、次第に自分の存在も分からなくなってくることと思われます。そして中度に入った時おそらく今の仕事は完全にできなくなるのではないかと思います。
そうすると80歳という区切りの歳までが濃厚であと2年程度で引退になることが予想されます。
認知症はどうすることもできない不治の病です。
この宿命を受け止めながら残りの大山さんが声優で出られる時間を全力で応援しましょう。