アナログ24時

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女の子誕生で盛り上がるイギリス王室、その正体はなんだか知ってますか?

つい先日イギリス王室に継承第4位となる女の子が生まれました。

このニュースはイギリスのみならず、世界各国で報道され、喜びの声がたくさん聴かれました。

もちろんマスコミでは連日このニュースは多くの時間を割いて報道さえているだけでなく、それに関連する様々のことにまで言及しています。

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朝日新聞より  プリンセス誕生

 

ふと、私の頭をよぎったのは、「イギリス王室」がそんなに祝福されるわけ、でした。

普通に考えれば、王室に子供が生まれたらそれは確かに祝福すべきことですが、それにより国民の生活が劇的に変わるわけでもないし、それよりはやはり自分自身の生活が第一だと考える人がいるかもしれません。

早速ぐぐっていろんな情報を入手してきました。

そこから浮き上がってきた事実は、イギリスの王家は略奪の歴史だったのです。

分かりやすく言うと日本の戦国時代のようなもので、とってかわって何人もの人たちが王家争いをしていたということです。

そして、今の王家は時代の流れとともに平和な世の中になったこともあり、王家として代々受け継がれていますが、イギリス王室は古くから存在しているのは確かですが、今の一族については全くと言っていいほど大した歴史がなかったのです。

ある文献の内容によると、連合王国の王家は、1901年からは、サックス=コーバーグ=ゴータ王家です。しかし、1910年にエドワード七世から王位を継承したジョージ五世は、 1914年、第一次世界大戦において、ドイツと戦争状態になった為、王家名を変え、サックス=コーバーグ=ゴータ王家から、ウィンザー王家に名称を変更し ます。
 
  それ以降、現在まで、ウィンザー王家の名で、連合王国王家は、現国王エリザベス二世で、英国を統治しています。

 

つまり、今の王家はたった100年そこらしか、王家ということではないということです。

このまやかしのような事実に果たしてどれだけの英国国民が気づいているのかということです。誇りにしたい英国王室を継承する人たちはその血筋があるかどうかも分からない人たちの集まりだったのです。

関連して、イギリス王室の始まりは1066年ウィリアム1世によりその存在が知られるところとなります。このウィリアム1世が何者だったかというと、実はバイキング(海賊)の中でも極めつけの暴れ者だったといわれている海賊王ロロ(Rollo)の末裔だったということです。

そう、イギリス王室は別に特別偉いとかそういうわけではなく、野蛮な侵略者だったと言えるのです。

 

これに比べると日本の天皇はその血筋がずっと同じ家系で継承されており、その一族の価値ははるかに高いと言えます。

歴史を紐解くと、女の子の名前なんてどうでもよいのでは?いや、ギャンブルの対象だから盛り上がるんです。そういうことなんですね。