大リーグ行きの鳥谷がまさかのただいまタイガース!一転ポジション争い激化へ ~プロ野球開幕2015 第2回~
2014年はCSシリーズが終わったと同時にタイガースの主要選手が次々と離脱宣言、あー来年は終わったな、と思っていました。が、結局離脱組筆頭の鳥谷が戻ってくるということになり、鳥谷抜きで調整していたポジション争いはまさかの大激化へ。
チームにとってはうれしいことですが、ポジション争いをしている選手たちにとっては死活問題、1軍にとどまるのと僅差で2軍へ行ってしまうのとその後は大違いなのです。
しかし、ファンにとっては2015年の戦力を改めて知っておきたいところですね。
今日はタイガースの野手編ということで注目してみたいと思います。
鳥谷を筆頭に西岡、福留、マートン、ゴメス、鶴岡、上本、大和といったところが定着組でしょう。そうするともう枠がないじゃないか、と思ってしまいますが、実はこの野手構成には少々問題があるのをご存知でしょうか?
そう、上本や大和といったところは守備としてはかなりの高評価がある一方、打撃での疑問があります。
そのため、打撃に力があり、守備もそれなりにこなすことができればレギュラー争いに入っていくチャンスは十分にあるのです。
控えでは、キャッチャーには藤井あたりが有力ですが、なんといってももう歳ですから打てませんし、ぜひ若手が出てきてほしいところです。
関本や新井良太なんかは最近はピンチヒッターとしてベンチを温めることが多くなりましたが、もう一つ抜け出すところがないのでしょう。選手としてはベテランの域ですから、やはりここにも若手が食い込んできてほしいものです。
ルーキーの上田海
1年目から1軍登録選手が出てきてほしいところ 阪神公式サイトより
本当は外野には狩野あたりがレギュラー争いに入ってほしいところです。打撃には定評がありますから、そこそこ守れれば十分に定着できるでしょう。
捕手は梅野に是非もっと安定してほしいところです。こういう若手が定着するとバッテリーを組むピッチャーとしては安心して投げられるものです。昨年は90試合程度マスクをかぶっていますが今年は100試合以上で存在感をもっと示してほしいと思います。
捕手・梅野 守備はともかく打撃に課題が・・・
阪神公式サイトより
結果的に野手は昨年と比べて大きな戦力ダウンはしていないと思いますが、ベテランが多くなってきていますので、一人でも若手が出てくることを期待したいと思います。