アナログ24時

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お金の切れ目は縁の切れ目?

今や3組に1組の夫婦が離婚していると聞きますが、今日はまさにテレビで離婚した芸能人についての番組をやっていた。

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新山千春は涙ながらに離婚のことを語っていましたが、離婚の原因はやはり「お金」だということのようです。

「愛」があってもお金がなければ生活はしていけない現実があるのだろうか。

しかし新山千春の元旦那は推定年棒6500万ともいわれた時期があった。一般サラリーマンの何年分の年収だろうか。それが数年だったとしても、一般サラリーマンの生涯収入に匹敵するぐらいのお金を稼いでいる可能性は十分にある。それでも離婚してしまうのはその生活観にずれがある証拠ではないだろうか。

 

 

一般的な家庭の離婚の原因はお金というよりは、家庭内における問題(性格の不一致であったり価値観の違い、子育てを手伝わない、家事を手伝わない、セックスレスなど)であったり、家庭外(不倫や浮気、浪費クセ、両親との折り合いが悪い)の問題があげられる。

 

一方で芸能人はというと、お金の絡み、生活自体が不規則なので、もともと長く続かないような環境にあるのではないでしょうか。そのほか、仕事現場ではいろんな人との出会いがあり、つい目移りしてしまうことも考えられる。

そういう意味では勢いで結婚してしまい、離婚してしまう考えが足りないと思われる芸能人は後を絶たないと感じることが多々ある。

 

芸能人夫婦の鏡

芸能人同士の結婚でも仲睦まじく立派に家庭を作っている人がいる。それは三浦友和、百恵夫妻です。

百恵夫人はかつては山口百恵としてトップ歌手として一世を風靡していた。

しかし結婚を機に芸能界から完全に姿を消したのです。

これは、今の芸能人には考えられないその先にある生活と子供が生まれてきてからの家庭、さらには旦那が安心して仕事ができるように、結婚ということについて本当の覚悟ができているあかしである。

結果、何十年たった今でもきちんと妻としての役割を果たし、三浦友和自身は俳優として一線で活躍している。

三浦友和は実にすばらしい人と結婚できた幸せ者だ。

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今日見ていた番組の中にはお金だけで結婚をしたセレブ妻も紹介されていたが年齢もまだ若く、半分子供じみた印象を受けた。はたしてあの子はこの先のことまでしっかり考えられているのだろうか。旦那の会社が倒産でもしてしまったら即離婚は決まりきっている結末だろう。

そんなことを推測していたらまるでキャバクラ嬢の延長のようなものであり、おそらく旦那にとってもその結婚観はさびしいものだろうと思う。

 

お金は大事だよ~。というCMは流れている。しかし今の世の中お金に支配されすぎてもっと人間らしい部分が失われているのではないかと思うこともある。

かつて日本が士農工商の身分社会であったのと同じように今はお金でランク付け、出会いも決まってしまう自由にみえて閉鎖的な社会になっているように感じた。