オコエ瑠偉の由来はラモスだった
暑いのは夏だけではない。
高校野球が熱いのです。
今日の主役はオコエ瑠偉選手。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、その身体能力はけた外れに優れているのです。
注目すべきはその名前。
どこかで聞いたことのあるような・・・。
そうなんです。サッカーのラモス瑠偉と関係があるのです。
お父さんがとにかく大のサッカーファンでラモス瑠偉にちなんで、「瑠偉」という名前を付けてしまったのです。
ところが、息子であるその本人は父親の期待とは裏腹に野球人生をまっしぐらしたのです。
これには父親も複雑な心境だったに違いありませんが、それも昔の話、オコエ瑠偉は活躍しまくっているではないですか!
いつドラフトからお声がかかっても不思議ではありません。
打撃力と守備、走塁が得意。
将来の注目すべき外野手として今からが楽しみです。
そのためには是非甲子園に出場して、全国のお茶の間にその姿を現してほしいところです。
そう思っていた矢先最新ニュースが。
「高校野球・東東京大会決勝、関東第一14-2日大豊山」(27日、神宮)
なんと関東第一が大差で日大豊山を下し、5年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めたたのです。
関東第一は今秋のドラフト候補でナイジェリア人の父を持つ1番のオコエ瑠偉外野手(3年)が大暴れしたとあります。まずは初回。先頭打者オコエの右前打から計4安打を集中して3点を先制し、二回にも1点を追加しました。四回には、またもオコエが先頭打者で快足を飛ばして中前への当たりを二塁打にすると、そこから4点。七回にもオコエが先頭打者で内野安打を放ち、2盗、3盗も決めて好機を拡大し、2点を挙げたのです。
八回にも4点を挙げ、終わってみれば合計19安打14得点の猛攻。日大豊山の反撃を2点に抑えて甲子園切符をつかみました。
前の試合ではお声がかからないほど活躍できなかっただけに決勝戦で暴れられたというのは大変うれしかったに違いありません。
この秋はプロ野球のドラフトに期待がかかりますが、すでにオコエの親戚にプロ野球選手がいたのです。
それはロッテの内竜也投手です。
それにしてもハーフ選手というのは純正日本人にない身体的能力がある点で非常に有利でもあります。
甲子園ではけがをしない程度に活躍して、これから行くであろうプロ野球に向けていい体作りをしていってほしいです。