アナログ24時

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朴槿恵(パク・クネ)前大統領は今後はどうなる?

 

遂に判決がでました。

隣国韓国での大統領問題、朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対して、韓国憲法裁判所は10日午前、大統領の罷免を認める決定を言い渡しました。この決定に伴い、朴氏は韓国憲政史上初めて弾劾により失職した大統領になりました。

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いったいどういうことが一番の決め手になったかと言いますと、友人のチョ・スンシル氏から助言を受けて政権運営を指定ということです。実質的にはこの友人の言いなりになっていた可能性が高く、選ばれたわけでもない一民間人が政権をやっていたかと思うとぞっとします。もちろん国民のほとんどは怒っているわけで当然の判決ともいえるでしょう。

 

何もなくうまく追われていれば大統領経験者ということで以下の待遇が保証されていました。

 大統領が5年の任期を正常に終えて退任する場合、年金や記念事業、警護・警備、交通・通信、事務所、病院治療、秘書官3人・運転手1人などの支援を受けることができます。朴槿恵(パク・クネ)前大統領は約4年12日でしたので若干の違いはあるかもしれませんが、これくらいの待遇が決まっていたわけです。

 そして、年金支給額は大統領在職時の報酬の95%。朴氏の今年の報酬を基準にした場合、月当たりの年金額は1200万ウォン(約120万円)となります。これも左手団扇で悠々自適に生活ができるわけです。

 しかし、今回のケースでは在職中に弾劾訴追を受けて失職ているため、警護・警備を除く支援は行われないことになります。

 大統領警護法では現職大統領が任期満了前に退任する場合、警護期間を5年とし、必要な場合はさらに5年延長できるとしており、朴氏は最長で10年間、警護を受けられる予定でした。

 警護官は大統領経験者の夫妻を基準に計約25人が配置されるが、朴氏は未婚のため、20人以内になるはずです。

 

 早速韓国の友人に話を聞いたところ、当然の結果だ、と大変喜んでいました。また、彼女の場合、大統領の娘ということで世間知らず、民間人の気持ちなど分かるはずがない、と本音も漏らしていました。

 気になるのが、朴槿恵(パク・クネ)前大統領は今後どうなるのかということですが、裁判にかけられてこれまで大統領ということで聞けなかったいろんなことがさらに明らかになっていくものと思われます。

 その期間がどのくらいに及ぶかわかりませんが、国政を一民間人の言いなりに動かしていたわけですから決して軽い罪で終わるはずはなさそうです。

 最終的には刑務所へ入れられるという可能性もあり、彼女のやってきたことがいかに大きな罪だったかその判決ではっきりすることと思います。