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北朝鮮のカン・チョル大使マレーシアから亡命の可能性は?

金正男氏殺害事件で決定的ともされている北朝鮮政府の関与で、全くマレーシア政府の話を聞かない北朝鮮に対してついに強硬な態度に出ました。

マレーシアの外務省は4日、カン・チョル大使について「ペルソナ・ノン・グラータ」=「好ましからざる人物」と認定し、国外追放すると発表しました。

そして、北朝鮮のカン・チョル大使に「国外追放」を通告しましたが、5日にもマレーシアを出国するとみられています。

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カン・チョル大使

出典:NHKWEB


 北朝鮮のカン・チョル大使は、現在もマレーシアにある北朝鮮大使館の建物の中にいるとみられています。国外追放の通告から10時間あまり、大使館は出入りする職員も記者の問いかけには一切答えず沈黙を守っています。

 金正男氏が殺害された事件をめぐり、カン大使はマレーシア警察の捜査などを繰り返し非難しました。マレーシア政府は謝罪を求めたものの何の回答もなく、きのうも大使を外務省に呼んだが応じなかったためこの処置に踏み切ったのです。

 マレーシア側はこれまでに、北朝鮮に駐在するマレーシア大使を帰国させたほか、6日からは北朝鮮国民に対しこれまで免除していたビザの取得を義務付ける措置がとられることとなっています。今回の件で、まだ北朝鮮に残っているマレーシア人の安否が心配ですが、できるだけ早く帰国してほしいものです。

 ところで、国外追放となったカン・チョル大使ですが、このまま亡命を希望するということはないものでしょうか?

 というのも、今の北朝鮮体制から考えるとこのまま帰国したところで、何事もなく済むとも言い難いのではないと思われるからです。すでに帰国したとみられる実行犯たちですが、証拠隠滅のためにすでに処分されていてもおかしくありません。

 最近では、イギリス駐在の北朝鮮大使館テ・ヨンホ公使が亡命を求めたことが大きなニュースとして知られています。驚きのニュースではありましたが、これが今の北朝鮮の実態を物語っていることがよくわかりました。

 あまり知られていないかもしれませんが、大使館といえどもその生活水準は決して高いものではないようです。先ほどのイギリス公使の例で行くならば、イギリスの中級階層の生活と何ら変わりない質素なものだったことが分かっているからです。

 

 マレーシアと北朝鮮、今回の一件で国交断絶まで秒読み段階ともとれますが、身の安全と未来を考えるならば海外にいる北朝鮮人は亡命を考えたほうが妥当かもしれません。

 ただ、今後のことを考えるならば、北朝鮮自身が孤立して国としての体制を保っていくのが難しくなっていくのではないかと考えました。