アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

福山通運、元取締役着服問題で小丸成洋社長の正念場

先日は政治と金の問題を記事にしましたが、今日は運輸業で金の問題が出ました。

会社にとっては自分の知らないところでそういうことが起こっていたとしても、責任者は何らかの形で公の場に出なければなりません。

福山通運(本社・広島県福山市)は、同社の元執行役員の50代男性が、取締役を務めていた子会社で下請け業者から運送費を水増し請求させる手口で約6億円を着服していたと明らかにしました。福山通運は5日の取締役会で執行役員を解任したということです。

f:id:moromi2015:20160206151241j:plain


 福山通運によると、元執行役員は、子会社の運送会社「ジェイロジスティクス」(千葉県市川市)の取締役だった2009年5月~15年3月、運送業務を委託していた下請け業者から毎月、架空の業務をしたように装って水増しした請求書を出させ、実際の委託費用との差額を業者に返納させて着服していたということです。多い月は千数百万円に上ったというのです。一部は下請け業者にも渡っていたとのことで組織的に行われていた疑いもあります。

 福山通運といえば、NHKの経営委員長の有力候補はというたわれた小丸成洋社長が代表を務める企業です。
 福山通運は1948年の設立で創設者は渋谷昇。45年に旧制咸興中学を卒業したその甥の小丸法之氏(80)が51年に入社し、常務、専務を経て84年に社長、90年に会長に就任。
 そして、成洋氏は73年に日大を卒業して翌74年に同社に入社し、常務、専務を経て97年に社長に就任。中国地方の代表として04年からNHKの経営委員を務めています。
 以上から小丸社長は経営者、地方の代表として経営委員に選ばれています。しかし、福山通運、小丸社長とNHKや報道機関との関わりや、委員会での発言も話題になったことがなくあたらずさわらずではなかったのではないかと振り返ります。

 
 今回の件は今年1月、広島国税局の税務調査で発覚したそうです。元執行役員は同社の内部調査に対し、着服を認めて謝罪したようです。

 福山通運は週明けにも弁護士や公認会計士を含む内部調査組織を設け、不正の全容を解明する方針です。ここにきて小丸成洋社長が世間にどういった道筋をつけ切り抜けるのか正念場と言えそうです。