長野オリンピックスタジアム プロ野球2016 ヤクルト対阪神 7月12日開催
今年もキャンプインが始まり、徐々にニュースでも話題が出てきたプロ野球。
昨年は広島へ黒田が電撃帰国入団、新井の復帰などで広島が話題になりましたが、ふたを開けてみるとセ・リーグ優勝はヤクルトでした。
最後までこれを予想していた人は全くと言っていいほどいなかったと思いますが、ペナントレース終盤までもつれ込んだのは非常に盛り上がった一因でした。その戦いにはいつもながら阪神タイガースも含まれていましたが、最後の最後で1位を明け渡し、最後は3位と、しかし阪神らしい結果でした。
そして、ドラフト会議に契約更新、ここで今年も大きなニュースがいくつも飛び込んできました。
特に注目なのが、楽天に入団したオコエ選手です。
とびぬけた身体能力は将来メジャーをも期待させるルーキーで、おそらく今季の楽天の観客動員数に大きく貢献することでしょう。
セ・リーグで話題を呼んだのは、なんといっても阪神タイガースでしょう。
あの金本が監督に就任、昨シーズン電撃帰国して一時は阪神に入団するか注目を集めた藤川がついにタイガースへ復帰。ドラフト1位入団の高山俊外野手は早速参加した阪神の2軍キャンプでさく越えアーチを59本中19本と関係者さえも驚かせたのです。
しかし、その一方で巨人選手による賭博事件、元プロ野球選手の清原は覚せい剤容疑で逮捕されるなど暗いニュースもありました。
そんなプロ野球ですが、やはり2016年のペナントレースも目が離せません。
そして、プロ野球ファンのために地方でも試合が開催されています。今年の地方の試合で注目すべきは7月12日(火)長野オリンピックスタジアムで開催されるヤクルト対阪神でしょう。
昨シーズン終盤で追い上げに成功してリーグ優勝を果たしたヤクルトと、終盤でいつもの失速により首位を奪われた阪神。因縁の対決がここ長野の地で見られそうです。
ヤクルトには昨シーズン首位打者に輝いた山田哲人選手、阪神には新監督で話題沸騰中の金本監督、ここ長野の地で再びみられるのか藤川球児、ルーキーの高山俊選手もこのころには1軍で活躍している姿を見たいものです。
2015年長野オリスタでの広島対阪神の模様 あいにくの天候にかかわらず観衆は21000人(収容3万人)
今年はヤクルト主催試合になると思われるため、ヤクルトは1塁側、阪神は3塁側になることが予想されます。
2月現在、チケット発売日はまだ未定ですが、4月ごろには発売になると予想しています。昨年との違いは主催がSBC信越放送からNBS長野放送になったというところでしょうか。朝日放送系列の主催試合が多かったように思いますが、フジ系列での主催試合ということです。
さて、ここからは昨年行われた、広島対阪神の様子から今年の試合会場の状況予測をお伝えしていきます。
試合情報
7月12日(火) 試合開始:午後6時
以下は、昨年行われた広島対阪神の座席図ですが、今年は広島のところがヤクルトに変わると思われます。チケット価格も以下が参考になるかと思います。
今季長野オリンピックスタジアムでのプロ野球の試合はこの1試合のみです。梅雨時期後半ということでお天気が心配ですが、2015年の試合は非常に不安定なものでした。
観戦時の注意ですが、球場内のコンコースは比較的ゆったりとしたつくりになっているので、混雑することはなさそうです。しかし、地方球場特有の悩みとしてトイレの絶対数が少ないのが難点です。 昨年の場合は、時間によっては特に女子トイレが長蛇の列となっていましたので要注意です。
試合のお供に楽しみなのが、ビールやつまみでしょう。これまでの前評判では臨時の売店が出店されてはいますが、品ぞろえがいまいちということでした。しかし、昨年の試合では所狭しと数多くの露店が並び、結構楽しく食事ができました。
場外では広島カープと阪神タイガースのグッズ売り場もあり大変混雑していました。
2015年の長野オリンピックスタジアムの様子 売店は選ぶほどたくさんあり不便はしなかった
ここで簡単に長野オリンピックスタジアムの球場設備について紹介です。
両翼91メートル、センターは122メートルとプロ野球ホーム球場並みの広さがあり、なかなかホームランは期待しにくいと思われていました。
しかし、昨年の試合では両チームからたくさんのホームランが出て非常に盛り上がりました。空気が乾燥している分打球が飛びやすいのかもしれません。
応援席となる外野は芝生席です。ここは開場とともに、応援団がシートを広げ必要以上の場所取りをしてしまうため、早めに入って席を確保する必要があります。
2015年広島対阪神戦 午後11時前で9回裏終了 6対6の同点、この後延々と試合は続く
尚、昨年の試合では途中で雨が降り中断時間もありました。
試合は乱打戦になり、気づいてみれば大量得点の引き分け試合。
時間は夜中12時を回る長時間にも及ぶ大試合となりました。
今年はこの長野の地でどんなドラマが生まれるのか、今から試合の日が待ち遠しい限りです。
やはりプロ野球はいいものです。