アナログ24時

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ハーフ大坂なおみが金星!その秘訣はサーブにあった!

テニス界が沸いているのは男子だけではないのです。

女子でも日本から期待の新生が現れました!

テニスの4大大会第1戦、全豪オープン第4日が21日、オーストラリア・メルボルンで行われ、女子シングルス2回戦で世界ランキング127位の大坂なおみ(18)が同21位の第18シード、エリナ・スビトリナ(21=ウクライナ)と対戦。6―4、6―4でシード選手相手にストレート勝ちを収め、4大大会初出場で3回戦進出を決めたのです。

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出典:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/2015/02/24/17_1/


 以前に大坂とスビトリナは過去に一度、14年のジャパン女子オープンで対戦しており、スビトリナが勝利している過去がありました。

 今回の試合は雨の影響で40分程遅れて試合開始。第1セットはスビトリナが第1ゲームをキープした後はお互いにサービスキープできない展開が続きました。大坂は第5ゲームをラブゲームでブレークすると、続く第6ゲームでこの試合初のキープ。ストローク戦を制して第7、8ゲームも奪い、4ゲームを連取して主導権を握った。5―4で迎えた第10ゲームは勝負どころで2本のエースを決めて劣勢を跳ね返すと、5度のデュースの末にキープし、6―4で第1セットを先取しました。

 しかし、大坂は腰を痛めたのか、第2セット開始前にメディカルタイムアウトを取って治療を受けました。それでも、その影響を感じさせない力強いショットで第5ゲームをブレークしてペースをつかむと、その後はサービスゲームをきっちりキープ。6―4でこのセットも奪い、格上の選手にストレートで快勝したのです。

 まさにしっかり実力をつけてきた期待の選手で、今後は勢力図が変わってくるのではないかという期待が頭をよぎりました。

 それもそのはず、彼女のサーブは観客がどよめく時速201キロを記録しているのです。女子トップ選手のサーブの平均時速は170~180キロ程度と言われている中、200キロ台を出せる選手は、大坂が憧れる世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)ら限られた選手しかいないからです。

 米国人の父と日本人の母を持ち、1メートル80の恵まれた体格から放つサーブは最速時速201キロをマークしています。

 そのサーブは錦織旋風をもかき消すほどの勢いではないでしょうか。


   将来性の高さを示すように初勝利の会見には海外メディアも姿を見せた。3歳から米国暮らしで日本語はまだまだ勉強中とのことです。大坂は「とてもエキサイティングで、とてもハッピー」と英語で喜びを語っていますが、日本代表としてそのうちには日本語でしっかりしたインタビューを期待します。

 今回の大会、次の試合は、第14シードのビクトリア・アザレンカ(26=ベラルーシ)VSダンカ・コビニッチ(21=モンテネグロ)の勝者と対戦するそうで、包装があるなら生で見てみたいものです。