アナログ24時

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指名手配、大坂正明容疑者の時効は?生きているのか?

警視庁公安部は18日、東京都北区にある過激派「中核派」の拠点を有印私文書偽造・同行使容疑で家宅捜索した。この拠点は、1971年に東京都渋谷区で起きた渋谷暴動事件で警察官を殺害したとして、全国に指名手配中の大坂正明容疑者(66)が数年前まで潜伏していたとみられ、公安部は押収した資料を分析し、足取りを調べる。大坂容疑者の潜伏先とみられる拠点の摘発は初めてという。

 忘れ去られた事件が今もなお時効にならずに捜索が続いていたりするものだと驚きました。
 

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果たして今はどんな顔なのか・・・

 

 渋谷暴動は71年11月14日に渋谷駅周辺で、沖縄返還協定の批准阻止を訴える過激派の学生ら約400人と機動隊が衝突した暴動事件とのことです。学生らから火炎瓶や鉄パイプなどで襲撃を受けた機動隊員1人が死亡、3人が重傷を負ったというものでした。大坂容疑者は、機動隊員に火炎瓶を投げつけた殺人容疑で指名手配されており、共犯者の男の公判が病気を理由に停止されたことなどから、現在も時効が成立していないということです。

 

 くわしくは、共犯者とされ一審で懲役15年を言い渡された奥深山幸男氏が、控訴中の1981年に精神疾患となり公判停止しているということです。そして公訴時効が停止となっているのです。

 さらには、奥深山さんは懲役15年を不服として控訴しています。検察は無期懲役でなかったということを不服として控訴しました。無期懲役かもしれないので、病気を理由にずーっと獄中入院を続行したのです。よく考えたものです。その結果、大坂正明氏の指名手配が今も続いているということだそうです。

 その間にもこの指名手配の捜索について警察は無視できないでしょうから、時間と金を無駄に使っているのも事実でしょう。

 
 公安部は2012年、東京都立川市内にあった中核派の拠点を摘発した。その際に押収された資料から、北区内の拠点に大坂容疑者が潜伏していた可能性が浮上したということです。

  今回の家宅捜索の際、捜査員に暴行したとして、公安部は40~50代の男2人を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕しました。2人はテロ事件を起こしたり、指名手配犯の逃走を支援したりする中核派内の「革命軍」と呼ばれる非公然組織のメンバーとみられています。

 

 足どりから生きていることは確かのようですが、指名手配の写真を見る限りあれから何十年もたっているので、顔が一致しないことでしょう。

 もしかしたら太っているかもしれないし、そうすると全くわからないのです。

 現実性のない事件なのか、果たして手柄を立てられるのか、注目が集まりそうです。