ダイコー株式会社の社長、大西一幸氏の経歴とは
しばらく食品に関する不祥事が明るみに出ていないな、と思っていた矢先久々に出てきました。
愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者が、カレーハウスを展開する「壱番屋」が廃棄したビーフカツを不正に転売していました。
廃棄物処理法違反の疑いが持たれているのは、稲沢市の産廃業者「ダイコー」。愛知県などによると、ダイコーは去年9月、壱番屋から製造過程で最大8ミリの樹脂片が混入した可能性のある「冷凍ビーフカツ」4万枚の廃棄処分を請け負ったということです。
愛知では手広く事業展開しているグループ会社のようですが、その一つとして「ダイコー」は存在していました。
ダイコー株式会社概要
産業廃棄物処理業者 許可番号第02320040249
愛知県稲沢市奥田井之下町28番地1
本社 0587-24-1897
代表取締役社長 大西一幸
この社長、大西一幸氏の経歴がどうであろうとこんな不祥事を起こしてしまってはどうしようもありません。
産業廃棄物のリサイクル・収集運搬及び処理処分業が本業ですが、食品をこのような形で取扱いされていると思うとぞっとします。
明るみに出たのはこれだけかも知れまえんが、余罪が無いかどうかが気になるところです。
このダイコーという会社、ダイキンのグループ会社のようですが、ダイキン=代金=お金、となんともゴロがあってしまうところが不気味です。
今回は3万3000枚の廃棄カツを岐阜県羽島市の業者などに不正に転売し、正規に処分したとウソの報告をした疑いが持たれています。
羽島市の業者は箱の詰め替えを行い、複数の業者を経由し、少なくとも8000枚が名古屋市内のスーパーなどで売られていたということがわかっています。
おそらく何も知らずに既に食べてしまった人がいると思いますが、消費者からいろいろと連絡が来るようになったらさらにややこしい問題になるのではないかと思われます。
「ダイコー」は転売を認めているが、愛知県警は14日にも家宅捜索に入り、実体の解明を進める方針で、真実が早く知りたいところです。
最近の大きな不祥事というとマクドナルドが中国の工場から期限切れのものを入れていたり、その昔には餃子事件など、海外、とりわけ中国とのかかわりが大きくクローズアップされていましたが、流通という観点から日本の食材もたらいまわしになれば再び店頭に並んでしまうこともあるということがあるのだと実感しました。
いずれにせよ、私たちが知らないところで毎日艤装工作が行われていることでしょう。