小沢道明さんの経歴と群馬という事件性の関係は？

　茨城県内の不動産関連会社社長の男性が約２年前から行方不明になっており、男性の会社の役員登記を不正に変更したなどとして警視庁捜査１課が逮捕していた知人の男ら３人の一部が、「以前住んでいた群馬県前橋市の住宅に男性を埋めた」などと供述していることが18日、捜査関係者への取材で分かりました。さらに、不明後に男性の口座などから約2億円が引き出されていたことが19日、捜査関係者への取材で分かったということです。

　遺体は供述の場所付近で見つかっており、これから鑑定を進めるとともに、男らが男性の殺害にも関与した可能性を視野に、全容解明を進めるということです。

　捜査関係者などによると、男性は小沢道明さん（６４）。青森や千葉、茨城などで不動産関連会社など約２０社を経営していたという経歴がありました。

　事件の裏にはやはりお金が絡んでいるということは明らかです。しかし犯人の犯行は一人だったのでしょうか？

　平成２５年１２月ごろ、当時住んでいた青森県弘前市内のアパートの家賃が未払いになり、２６年２月ごろに会社関係者を名乗る複数の人物がアパートを訪問。大家らに「小沢さんは病気で入院した」と説明し、滞納分の家賃を支払ったということです。
　今回の事件で金銭のやり取りがなされていたのは群馬ということで、ガラの悪い土地なだけに、何かに巻き込まれたのではないでしょうか。

　群馬県と言えば、明治維新後、廃藩置県により長州出身の楫取素彦(かとりもとひこ)が初代の県知事に就任しました。

　在任期間は熊谷県時代を含め十年に及び、産業、教育面などに力を注ぎ、群馬県の基礎を作り上げ、「名県令」と称されました。そして、この地からのちの日本の産業の一つである生糸産業を発展させた数々の著名人が誕生していったのです。

　では、なぜ、こんな土地柄になってしまったのか！？

　と、思い出したのが、高校野球で甲子園へ行った時のこと、母校の対戦相手は群馬代表の桐生第一。高校野球では全国に名を連ねる常連校だ。

　そんなイメージを持ちつつ実際にその学生を見る機会があったのです。

　なんと、マナーが悪く、ヤンキー気が強いことか。

　歴史をみるかぎり、ヤンキーになる要素はわかりませんが、一つの原因は暴力団関係かもしれません。

　太田市付近は特に治安が悪いことで知られていますが、それに関係しそうだというと暴力団かな、と思ってしまったのです。

　しかし、日本の産業の発展で非常に重要な役割を果たした地だけに、県民の皆様は誇りをもって生きてほしいと思いました。