アナログ24時

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市川猿之助のこんな和菓子つくれば売れるだろう

漫画の世界がなぜか現実の歌舞伎に!

歌舞伎俳優の四代目市川猿之助さんが脚本・演出・主演する大人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」が原作の歌舞伎「スーパー歌舞伎2(セカンド)『ワンピース』」の公演が7日、スタートしました。1回の公演が休憩を含めて約5時間に及ぶ同公演のチケットはすでに1等席以外完売という人気ぶりで、来春の大阪公演も決定。歌舞伎と現代のアニメがどのように融合し、表現されるのかというところが注目されるところです。

市川猿之助といえば、2012年に「襲名記念生信玄餅」を販売してことをふと思い出しました。

 襲名記念につき、生信玄餅も豪華。

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出典:http://www.kabuki-bito.jp/news/2015/07/ii_1.html

なんと、猿之助さん自らが選んだ桧のお箱に生信玄餅入れてあるということですが、Mかつては大河ドラマ武田信玄を演じたことも関係しているのかもしれません。

 さらに、蓋には襲名記念の焼印と猿之助さんのサインが刻まれていました。

信玄餅を食べた後は桧のお弁当箱になるという、二度おいしいお土産とちょっとわだいになりました。 

 そんななか、今回のニュースでこんどはワンピースにちなんだ和菓子を売り出せばきっと売れるだろうと思いました。

 
  もっとも、今回の公演の壮大で斬新な演出の数々は、「大道具担当が1週間家に帰っていない」(猿之助さん)という力の入れようで、作中にも登場する「女ケ島(にょうがしま)」「インペルダウン」「ニューカマーランド」「サウザンドサニー号」など、セットの移り変わりも豊富だ。猿之助さんから「全体の完成度は90%。残りの10%はお客さんを含めて完成する」との言葉があったが、観客を巻き込みながら派手な仕掛けを目まぐるしく展開。猿之助さんは「海外や若者、歌舞伎を知らない層に向けても発信していきたい」と意気込んでいました。

  さらに、衣装のついても「ルフィはTシャツに短パンとシンプルな服装ですが、衣装さんにお願いして、同じ赤でも衣装替えの時は全て異なるデザインでお願いしています」と、細部にまでこだわりを見せています。

 「スーパー歌舞伎2」は、歌舞伎の様式美と現代劇の融合を目指した新しい歌舞伎。ONE PIECEは1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている尾田栄一郎さんの人気マンガ。今回の歌舞伎は、ルフィが兄と慕うエースなどが登場するコミックスの51~60巻で描かれる「頂上戦争編」が舞台。猿之助さん自身も原作を知らない立場として制作しており、「ありえないことをやっている。歌舞伎なりに、我々がワンピースを表現するとこうなるというところを見せていきたい」とアピールしています。

 

 歌舞伎界の常識を破る市川猿之助さん、今後はどんなことをやってくれるのか楽しみです。