八尾の組体操自体が問題じゃないのか
危険?なニュースが舞い込んできた。
9月、運動会で組み体操のピラミッドが崩れて、生徒6人が重軽傷を負った大阪・八尾市の中学校で、2014年も、組み体操中に4人が骨折していたことがわかったのです。
しかし、わが近所では幼稚園でさえ組体操が行われています。
毎年年長さんになるとこの組体操が、運動会のしめとして、盛大に行われ、保護者の注目を集めているのです。
そして、保護者達は涙ながらに成長したわが子の姿に感動するわけです。
それなのに八尾市の場合は事故が立て続けに起きてしまうというのはおかしい話です。
これは組体操自体に問題があるわけではなく、そのやり方に問題があるのです。
10段なんかのおおきなものをやろうとすれば、将棋倒しになっても当然です。
もう少し難易度の低いもので十分ではないでしょうか。
大正中学校の横川一敏校長は「(成功時の)喜びを子どもたちに味わわせたいと思って、ことしもやることを決定しました」と話していることはわかります。
では、この型にこだわったところに問題はないのか問いかけたいところです。
子供たちの達成感を与えるために、集団行動の素晴らしさを伝えるためにもこの組体操は大事なことではないかと考えます。