アナログ24時

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高木幹正氏の経歴をみる ~明日の歯科界はあるのか!?~

皆様の歯もお金がらみに利用している人たちがいました。

日本歯科医師会(日歯)の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)の「迂回(うかい)寄付」を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は30日、同連盟前会長、高木幹正容疑者(70)ら3人を同法違反(虚偽記載)容疑で逮捕したとのニュースです。

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出典:http://tokumei10.blogspot.jp/2015/05/blog-post_3.html


 逮捕容疑は、高木容疑者らが共謀して2013年、日歯連から組織内候補として参院選に出馬した石井みどり参院議員(自民)の支援団体「石井みどり中央後援会」に対し、実際は日歯連から計9500万円を寄付したのに、うち5000万円については別の政治団体に形式的に寄付した直後に石井後援会に同額を寄付し直す「迂回寄付」を行い、政治資金収支報告書に実態とは違ううその記載をしたとのことです。

 高木幹正氏は自らFace Bookで「歯科界の明日を創る」と題して日々これからの歯科界について熱弁をふるっていました。しかし、その裏には巨額なお金が動いていたというわけです。

 2014年には第3回常務理事・理事会を開催し、次期日本歯科医師会会長予備選挙大阪歯科大学同窓会の統一候補者を決定しましたが、日本歯科医師会会長選挙候補者については、同窓の髙木幹正氏(日本歯科医師連盟会長)と太田謙司氏(大阪府歯科医師会会長)の両氏が立候補を表明しています。当日の常務理事・理事合同会議では、両氏からの決意表明を受けて、苦渋の選択となったようですが、次期日歯会長予備選挙の統一候補者として、太田謙司氏が選任されています。

 しかし、県単位の医師会では無投票で再選されており、当時からおそらく金の絡みが頻繁にあったのではないかと考えられます。

 
  今回の事件で、収支報告書によると、日歯連は13年1月23日、10年参院選で推薦した西村正美参院議員(民主)の支援団体「西村まさみ中央後援会」の口座に5000万円を寄付し、この後援会から同日に同額が石井後援会に「迂回寄付」された。一方、約2カ月後の3月15日には日歯連から4500万円が石井後援会に直接寄付されたというものです。

 3団体の事務所はいずれも東京都千代田区の「歯科医師会館」に置かれ、代表者は高木容疑者が務めている。事務担当者と電話番号も3団体で同一だったということです。

 

 高木氏の出身である大阪歯科大学にも大きな汚点を残したことになります。

 今後は同大学でも今回の件で何らかの影響があるかもしれません。また、最近まで何らかの関係があったとするとそういったところも突っ込まれる可能性がありいい迷惑となります。

  政治の裏には金の問題が絶えずありますが、やはりここでもということで、民主主義を金で操るこういう人たちの衰退を一日も早く望むところです。