アナログ24時

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ナカダ容疑者の本名と家族の真実

 埼玉・熊谷市で6人が殺害された事件はだんだんとその状況が明らかになってきました。

 最初に犠牲となった夫婦宅に残された唾液が、一連の事件に関与したとみられるペルー人の男のDNA型と一致したことが新たにわかったのです。
田崎 稔さん(55)と妻の美佐枝さん(53)は9月14日、熊谷市の自宅で殺害されているのが見つかりました。
その後の調べで、田崎さん宅に残された唾液が、一連の事件に関与したとみられるナカダ容疑者(30)のDNA型と一致したことがわかり、ナカダ容疑者が、田崎さん宅で飲食していた可能性もあるとみられています。

 拘束されたナカダ容疑者についての情報も徐々にいろいろとわかってきております。

まず、身柄拘束されたナカダ容疑者の本名は、ペルー国籍、ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30歳)と言うことが分かっています。しかし、当の犯人は被害者宅の2階から落ちてしまい、その際、頭の骨を折っており意識不明の重体です。

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17人を殺害したペルー史上最悪のシリアルキラー、死の使徒ことペドロ・パブロ・ナカダ・ルデーニャの弟であることも判明しています。

 このペドロ・パブロ・ナカダ・ルデーニャについては、4歳の時から家族による性的虐待を受けており、5歳の時に動物を殺しはじめたということです。牛や馬が苦しみながら死ぬ様子を見ては、快感を覚えていたというのです。また、一番上の姉から女装を強要されたり、アルコール中毒の父親は母親に暴力を振るうなど、家庭環境は劣悪だったことが分かっています。

 そういった家庭環境の中で育ったナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者についても同じような考え方や人間性が育っていったものと考えらえます。

 そして、人間の死と言うものについては自身の何かを晴らす方法の一つにすぎなかったのかもしれません。


 事件が起きる前の13日、埼玉県警察はナカダ容疑者の事情聴取をしていましたが、「タバコを吸いたい」と玄関に連れて行ったところ逃亡されていた。
ナカダ・ルデナ容疑者のおばは、「普通の子だったが、日本に行って精神的に病んだ」とコメントしているそうですが、あの家庭環境で普通の子だとよく言えたものです。


 極め付けのナカダという名前について、いつか日本に渡航する日を夢見て、2003年に日系人風の名前に“金で”改名したものだったということです。

 今や外国人が当たり前に住む時代になった日本ですが、彼らの常識や考え方、また、事件を起こした時に現在の日本の法律だけで的確に裁けるのか、少々不安に感じました。

 特に日本の場合、事件が起きてから刑の判決、執行までに非常に時間がかかります。そういう中で来日する外国人にとってそういう日本の弱点に付け込まれてしまう可能性もあるのではないかと考えました。