アナログ24時

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鴻池祥肇氏スキャンダルに続き今度はセクハラ!?

安保関連法案が昨日あたりからさらに熱を浴びてデモまで起こっている事態ですが、国会内でもある意味熱い戦いが繰り広げられています。

  そして、法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は17日午前、鴻池祥肇委員長(自民)が締めくくり質疑を実施した上で質疑を終局させることを職権で決定しました。遂に事態は最終局面に入ったようです。極めつけに民主党は鴻池委員長の不信任動議を提出しました。与党は動議を否決した後、質疑に移り、速やかに採決する方針だが、野党の徹底抗戦が続いています。

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出典:http://www.ekins.jp/criticize/person/politician/bbs/read/1384466541/1

  鴻池氏は、不信任動議が出たことを受け、委員長職を自民党佐藤正久理事に託して委員会室を退出しました。委員長席に座った佐藤氏を野党理事が取り囲み抗議するなど、混乱していました。

 先日は、野党側が女性議員を理事会室前のドアに多数配置し、排除しようとする与党議員に「触るな!セクハラだ!」などと抵抗していました。事実上、「女の壁」で鴻池祥肇委員長を室内に監禁し、質疑開始を妨害しました。

 女性問題で思い出すのが、数年前に起こった鴻池氏のスキャンダル騒動。

 2009年には「週刊新潮」に、鴻池官房副長官の「議員宿舎」に泊まる超一流企業の「美人妻」と題した写真付きの記事が報じられました。同日、内閣官房長官河村建夫から首相官邸に呼び出され、「政府の中枢にある人が誤解されるのは不適切だ」と厳重注意を受けたことが記憶に新しいですが、いつの間にやら委員長になっていたとは驚きです。

 何でも、大伯父は、鴻池組の創業者で関西の侠客として知られた鴻池忠治郎とのことです。祖父は、忠治郎の弟で同じく侠客の鴻池藤太郎で、父は、尼崎鴻池組や尼崎港運社長を経て尼崎市議、兵庫県議を務めた鴻池勝治といった著名人ばかりの一族だったのです。

 当然、そんな知名度がものをいうのでしょうか。

 スキャンダルを起こしても、数年たてば委員長なんかの重要ポストにつけたりするわけです。
 
 
 今回の法案ですが、可決させようとする動きに対し、民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は、与党が採決に踏み切れば対抗手段として、衆院内閣不信任決議案、参院に首相や閣僚の問責決議案の提出など「あらゆる手段」で成立阻止を図る考え。決議案1本あたりの処理には約3時間が必要とされ、安保法案の成立は18日にずれ込むとの見方もあります。
 

 なんだかんだで、政治はやはり金がものをいうのでしょうか。

 鴻池氏はちょっとみのさんに似てるかも、と思いました。