アナログ24時

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三谷美菜津選手、ラケットに込めた勝利

バドミントン界で快挙です。

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第3日は10日、東京体育館で各種目の2回戦が行われ、女子シングルスで世界ランキング18位の三谷美菜津(NTT東日本)が同1位のサイナ・ネワル(インド)を2―0のストレートで撃破し、金星を挙げました。

 女子バドミントンと言えば、2002年から2009年まで三洋電機バドミントン部所属だった潮田玲子小椋久美子とのダブルスペア「オグシオ」が有名で、全日本総合選手権大会5連覇、世界ベスト8に入れる実力派ペアとして活躍した記憶が大きかったのですが、今回の快挙で新たなヒロインが誕生するかもしれません。

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出典:http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=129dsg0ep/EXP=1442029904;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMQRvaWQDYnV6ejE1NW9oeFZ4UUZxV0kEcAM1TGlKNkxDMzU3Nk82SS5jNXJTbARwb3MDMwRzZWMDc2h3BHNsawNycg--/**http://www.badminton.or.jp/2014/alljapan/games_1206.htm


  三谷が世界1位に勝利した瞬間、「キャー」と雄叫びを上げました。「厳しい試合になると思っていたが、持ち味のスピードを出せたので満足のいく試合だった」。12年フランス・オープン決勝で下した相手とはいえ世界1位。第2ゲームは2―9と先行されたものの、相手のミスで巻き返し、最後は6連続得点で押し切ったのです。

 今年の世界選手権の記録からいくと三谷選手の名前はなく、マークされていなかったのかもしれません。

 

2015年世界選手権

桃田賢斗:男子シングルス3位
遠藤大由/早川賢一:男子ダブルス3位
福万尚子/與猶くるみ:女子ダブルス3位

  しかし、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得しており、どこか自信をつけていた節も読み取れます。しかし、実際には今季は結果を残せず「ラケットにシャトルが当たらなかった」と不振に陥っていたということです。それでもスカッシュ用の少し重いラケットを振るなど基本の練習に戻り、復調の兆しをつかんできたのが、最近。そして、ついに今回の試合で世界ランキング1位を倒してしまったのです。

 テニス界では錦織選手がその存在感を見せつけていますが、バドミントンでもニューヒロインとして活躍してほしいところです。

 体格的には160㎝と決して恵まれているわけではないですが、小さなころからの積み重ねが今回の結果につながったと思います。とはいえ、女子バドミントン界は日本の中においては戦国時代、日本選手で世界ランキング20位以内に入っている選手はなんと6人いるのです。
9位に奥原希望選手、10位に山口茜選手。16位に三谷美菜津選手。17位に髙橋沙也加選手。18位に佐藤冴香選手。20位に橋本由衣選手というなか、どれだけ上位に食い込んでいけるかが注目です。