東京五輪エンブレム使用中止のおかげで実は経済効果倍増に!
ついに恐れていたことが現実となってしまいました、
2020年東京五輪の公式エンブレムが使用中止に追い込まれたのです。
発端となったベルギーの劇場のロゴに酷似しているとされた件では、盗作や模倣を否定しています。だが、インターネット上で制作者の佐野研二郎氏が手掛けたその他の作品について、多くの類似例が指摘され、五輪エンブレムが著作権侵害という法的な問題をクリアできたとしても、「国民の理解を得られなくなった」ことが撤回の一番の原因になったようです。
東京都の舛添要一知事は、すでに完成したエンブレム入りの紙袋や職員の名刺などの実用品については、「もったいないから、そのまま使う」と述べています。しかし、パネルやポスターなどは使用せずに撤去するということです。
出典:産経新聞
東京都はエンブレム入りのパンフレットや横断幕など、すでに約4600万円分を発注しているということです。このうち納品されたのはポスターやのぼり旗、紙袋など約300万円分ということですが、舛添氏は「ポスターなどは使えないが、使えるものは使って、少しでも無駄を排したい」と述べています。
一方、エンブレム入りグッズの製作中断を余儀なくされている受注業者からは不安の声も聞かれています。
エンブレム入りのパンフレットを受注した都内の印刷会社の担当者は「会社の経営が傾くということはないが、金額が金額なので営業マンとしては痛い」と話しています。同社によると、すでに印刷用紙の手配などは終えているといい、「週内に都と打ち合わせをするが、どうなるのか気がかり」ということです。
しかしです。
どうやらこの騒動によりすでに動き始めたロゴ入り商材について、テレビも含まれているので、おそらく何十億円規模の損失が出たのではないでしょうか!?
損失?これは損失ではありません。
この騒動のおかげでもう一度同じだけロゴを入れなおす必要があるということです。
そのために同じだけの金額が必要になるわけで、経済的に考えるとこれは経済効果が倍増したといってもおかしくないのではないでしょうか。
しかも、幻となったエンブレム商品は今後見られなくなることから、逆により付加価値がつくものとなるでしょう。
発案者の佐野研二郎氏は今後世間に出づらい日々が続くことでしょう。
しかし、この騒動を起こしたことでの経済効果貢献については評価すべきことでもあるかもしれません。
今は騒動の中、客観的にどうだということが見えませんが、おそらく数年経って見直したとき、この時に動いたお金の量が莫大だったことに気づかされるでしょう。
つらい立場を予期していたかもしれない佐野研二郎氏も十分反省はしているはず。
プラス思考にこの出来事を次に生かしていくことができればと思います。