アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

山口組と山健組の関係

ヤクザの世界が話題を集めていますが、今後どのような天下になるのでしょうか!?

山口組が分裂するというニュースによりついに警察までが騒ぎ始めました。

「菱(ひし)が割れるぞ。本格的に、だ」。日本最大の暴力団・山口組の分裂が確定的となり、大阪府警の捜査幹部はこのようにコメントしています。「菱」とは、菱形の中に「山」を描いた山口組の代紋のことですが、その分裂にある中心的なのは山健組のようです。

 

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ヤクザもやくざ映画を視てヤクザのなんたるかを学ぶべきでは・・・

 

 山健組とは指定暴力団山口組の二次団体。山口組の最大派閥であり、構成員の総数は警察当局により6000前後と見られています。

 今回の事件ではこの山健組が分裂する中核になるとみられますが、離脱するのは、5代目組長(故人)の出身母体で約4千人を擁する山健組(同市)など関西を中心に10団体を超えるとみられます。山健組などは新組織を月内にも結成する見込みで「神戸山口組」を名乗るとの情報飛び交っています。

 山口組総本部で27日、幹部による緊急会合が開かれましたが、山健組幹部らは欠席。山口組は山健組など13団体の絶縁・破門処分を決めたとみられ、9月1日には総本部で幹部らが集まる定例会が予定されています。

 山口組は、平成17年に篠田建市(通称・司忍)組長が6代目に就任。ナンバー2の若頭も同じ2次団体・弘道会名古屋市)出身の高山清司受刑者(67)が担うなど、弘道会の支配が拡大し、山健組との間で運営方針などをめぐり食い違いが生じていた模様です。
 沖縄県などをのぞく全国44都道府県に勢力が及ぶ国内最大の暴力団の山口組ですが、74団体ある2次団体の中でも山健組と弘道会が2大派閥とされ、弘道会も数千人を抱えていました。

 この山口組の直系組織74団体のうち、10団体以上が離脱するとみられていますが、その中心に山健組、それを取り巻く関西拠点の組織が追従する見通しです。


  ただ、山口組総本山は神戸市灘区の閑静な住宅街の一角にあり、異様な緊張感が漂っています。高さ約5メートルの厚い鉄のシャッターが下ろされた山口組総本部前に兵庫県警の捜査員や報道陣が詰めかけたということです。

 大阪、名古屋、岡山…他府県ナンバーの高級車が次々と到着するたびに総本部のシャッターが上がっていました。

 山口組の分裂情報が飛び交う中で、捜査員の一人は「目立った動きがない。どうなっているのか」と眉間にしわを寄せ、動向を注視しています。

  昔のヤクザは本当に困った人がいると仁義的に助けをするなど、その存在はただ怖いだけではない、独特な役割を果たしていましたが、兵庫県警の捜査幹部は「今のヤクザの世界には仁義何もない。頭の中にあるのはカネだ」と語っています。

 確かにヤクザに対しては今の我々はただの悪い人のレッテルがつけられており、その行動は世間に迷惑をかけるだけの存在になっているのかもしれません。