アナログ24時

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原嵩選手、中学時代のピッチングフォームがあだに

悔やまれるピッチングフォーム。

しかし、今更気づいても遅かったのです。

初出場の専大松戸(千葉)が、初戦敗退を喫した。

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 プロ注目エースの原嵩投手(3年)は、5回途中までに5四死球と制球を乱して、4失点。1回は3者凡退に抑えたが、投球時の2段モーションを注意され、リズムを崩しました。千葉大会では注意されなかったフォームだが、「(審判に)5~6回言われました。もう少し自分のピッチングがしたかった」と悔やんでいました。

 原選手のフォームの特徴としては、一本足打法のように左足を伸ばしながら沈み込むところが特徴的です。昔の工藤っぽい下半身の使い方といってもよいでしょう。
ゆったりと構えて最後にグッと踏み込んでノビのある球を投げるのでとても力強く感じます。

投げた後、蹴り上げた足の勢いで若干左に身体が流れることがありますが、どちらかというとそれが彼のバロメーターでしょう。球を置きに行くときは左に流れません。

問題なのは今回試合中に注意された2段階フォームだという点です。

1日200球投げ込んだことで球威は増したそうですが、このフォームが最終的にあだになってしまったようです。

 投げ込みのおかげでここまで順調にスケールアップしてきましたのにまさかフォームが注意されるとは思ってもなかったのでしょう。

 と、言ってもプロも注目する選手であることは変わりありません。

 今回の反省を基に体を作り直して、ぜひプロで活躍してほしいものです。 

 

  昨年7月3日には、母昭子さん(享年50)をがんで亡くしました。「負けてしまいましたが、全力でプレーできた。それは一番お母さんが喜んでくれると思う」と言っていました。