アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

誰が許した高速道の逆走、ああ今日は74歳女性が・・・

高齢者の高速道路逆走問題が多発していますが、今日もまた逆走者が出てしまいました。

2日午前8時半ごろ、大阪府高槻市真上町の名神高速道路下り線で、京都市伏見区の無職女性(74)が運転する乗用車が逆走し、対向の乗用車のサイドミラーと接触しました。けが人はなかったとのことです。大阪府警高速隊によると、女性は少なくとも約7キロ逆走したとみられ、道交法違反(通行区分違反、安全運転義務違反)容疑で事情を聴いています。

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 警察無線で覚知した京都府警高速隊が天王山トンネル付近で逆走していた乗用車を停車させました。女性は「京都南インターチェンジに入った後、方向違いに気付き、転回した」と話しています。

逆走問題について気になったため調べたところ、2011年から2013年にかけて起こった高速道路における571件の逆走(事故に至らない案件も含め)において、その約7割が65歳以上の高齢者によるものだということが分かりました。

高齢者恐るべしです。

逆走した理由としては、インターチェンジやジャンクションで進路を間違えたためというケースが多いと言うことです。
高齢者の場合、「どちらに曲がるのか」自体を忘れがちになるために高速逆走事故を引き起こしてしまうと言うことですが、そんな高齢者の運転がこれからますます増えていく可能性があります。
また、逆走するドライバーは、自分が左車線を走っているつもりで、実は追い越し車線を走っていることに気付家内らしいのです。

最も多いのは、降りるべきインターを通り過ぎて、焦ってUターンしてしまうという、「乗り越し・道間違い」。普通なら起こりえないのですが、高齢者の思い込み運転も手伝って頻繁にこういった事故が起こっているのです。

更には、普通だったら次の出口まで走行するんですが、そこをちょっとUターンして戻ってしまうドライバーもいるそうです。

 

それに加えて今多くなっているのが「認知症」。

こうなるとどうしようもありません。

家族の方がすでに気づいて免許証を返却していればいいですが認知症と言うこと自体に気づいていない状態で運転していると、ある日突然、道を忘れてしまうということにも直結してきます。

 逆走=認知症という感覚になりがちですが、まんざらでもないかもしれません。