アナログ24時

気になったことを記事にしています。アナログスピードな人間ですが・・・

鈴木希望さん調布墜落事故で亡くなる

最近までは母親の妹一家が住んでいたが転出し、代わりに母娘が10日から1週間ほど前、引っ越してきたばかりでした。地元の自治会長の福島依里さん(42)は「引っ越してきた後、50?60代の女性が1人であいさつに来た。気さくで礼儀正しかった」と話す。娘はトリマー(犬の美容師)で自宅で犬を10匹飼っていたといいます。

この方こそが今回調布小型機墜落事故で犠牲になった鈴木希望さんなのです。

最後の最後まで犬を逃がそうと必死だったとのこと。

こんな状況でも冷静に他人の命を助けようとする気持ちがあったことが信じられなく、また、素晴らしいことだと感じてしまいました。

 

f:id:moromi2015:20150727125239j:plain

鈴木さんは26日昼前、自宅の2階にいて事故に巻き込まれたのですが、トリマー(ペットの美容師)の仕事をしていたといい、自宅でも犬を10匹ほど飼って可愛がっていたそうです。事故当時も犬を外へ逃がそうとする姿が目撃されており犬に対して特別な思いがあったことがわかりました。

  近所の人たちによると、この家はもともと母親の実家だったようです。以前は親族が住んでいたが、別の場所に転居し、鈴木さん親子が引っ越してきたのです。母親は周囲に「自治会に入るのでよろしく」とあいさつ回りをしていたといい、自治会長の女性(42)は「礼儀正しくきさくな印象だった」と話しをしています。

  鈴木さんが転居前に住んでいた調布市内のマンションの女性(57)は「はきはきとあいさつをする明るい性格だった」と話しています。中学生の頃、付近で増えていた野良猫を保護して、里親を探そうとしていた姿が印象的だったといい「動物が好きな優しい子だった。不運な事故に巻き込まれてかわいそうで、いまだに信じられない」とコメントしています。
 どうしてこのような「いい人」に値する人がこういう事故に巻き込まれなければならないのか。世の中は本当にわからないのだと感じさせられました。

 事故当時、鈴木さんはまだしっかりと意識があったそうで、「助けて」という声を聞いた人がいるのです。ただ、部屋の中で煙もすごく出られなかったという説もあります。

 そして犬を抱きかかえベランダまでは出ていたようですが、そこから犬を助けるため投げ落としたりしているうちに脱出できなくなったのではないかという可能性が示唆されています。

 このような惨事は二度と起きてほしくないですが、現実を教訓に今後どうすべきかは必ず議論されなければなりません。