アナログ24時

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安本純容疑者の傾向の犯人を説く

やってしまいました。

思い込み犯行とはこういうことなのでしょうか。

安本純という大阪府摂津市の39歳男性が、声優の佐藤聡美に嫌がらせをしたということです。

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安本容疑者は今年6月、短文投稿サイト「ツイッター」に「8月のライブであなたに危害を加えます」と書き込むなどして佐藤さんを脅迫した疑いが持たれています。

 捜査関係者らによると、安本容疑者はアニメファンとみられ、佐藤さんが「けいおん!」で声優を務めていたことなどをきっかけに好意を寄せたが、無視されていると思い込み、脅迫に及んだ疑いがあるのです。

 ちょっと注目したのが、この脅迫について、それは強迫疾患との関係があるのではないかということです。

 以下、強迫について調べたところ興味深い内容が見つかりました。

 強迫観念からの確認障害
精神疾患のひとつに強迫性障害というものがあります。
有名なのは潔癖症で、不安な思いが頭の中からどうやっても消えず、その思いを和らげるために手を何度も過剰に洗ったり、不潔と思われるものを嫌ったりします。
そうした強迫性障害の中のひとつに確認障害というものがあります。冒頭の鍵の例が有名ですが、引き起こされる強い不安に対して、確認を繰り返すことで心の安定をはかろうとします。

確認行動の根源にあるものとは?
反復される強迫的な確認行動の不安の大元には不完全への恐怖があると考えられます。

・不完全な自分への恐怖
自分の確認行為自体が不完全であるということを恐れている。
また完全な行動を目指しながらも絶対的な補償が得られないことへの不安がある。
人間は完璧なものなはずがなく、完璧という言葉自体あいまいな基準の上に立っていますが、生きていくうえで人は認知や判断において絶えず間違いをする可能性をはらんでいます。
しかし、その可能性を追求していっては生活が成り立ちませんから、とりあえず自分がした判断が正しいものだったと考えて生活するしかありません。
しかし、確認障害においてはこの「とりあえず」ができず、妥協して納得するということができないのです。

 

 安本純容疑者の場合、無視されているという思い込みからそれが次第に不安や不満に変わっていったと思われます。そして、その不完全な結論が確認をするため、今回の犯行に至ったのではないかと推測します。

 間違っても気になる人にこんな近づき方をしてはいけません。