アナログ24時

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東芝佐々木則夫副会長の年収を知って唖然・・・

東芝はやばいことになってきました。

予測はできていたことですが、中枢の幹部が辞任に追い込まれました。

東芝の不適切な会計処理を巡る問題で、営業利益のかさ上げが判明した期間中に社長を務めていた佐々木則夫副会長が取締役を退任する方向で最終調整していたのです。5月に設置された第三者委員会が不適切処理の詳細や歴代経営陣の責任を調べており、7月中旬をめどに報告書をまとめる予定で、東芝は田中久雄社長の進退も含めて経営責任の明確化を検討することになります。

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こんな愚かな経営で億の年収とは・・・ 出典:http://app-review.jp/

 

 2000億円という利益のかさ上げですから相当なものです。

 その間ご自身に跳ね返ってきたボーナス的報酬はいったいどれくらいあったのでしょうか。

 やはり気になるのが佐々木則夫副会長の年収です。

 調べてみたところ意外と簡単にわかりました。

 どうやら役をいくつか兼任しているようで、取締役員報酬と執行役員報酬の合計が1億円とのことでした。

 

 もし彼に責任を取らせるならば、ただ単なる退任だけでなく2000億円かさ上げで生じた損失分を補てんさせるべきではいでしょうか。

 会社そのものの信用を地の底に陥れた罪は非常に深いものがあります。


 これまで東芝は、インフラ関連工事を中心に21件の不適切な会計処理があり、2014年3月期までの5年間で営業利益が累計548億円かさ上げされていたと説明。第三者委は半導体、パソコン、テレビの主要3事業でも不適切処理があったと見て実態解明を進めており、利益かさ上げ額は2000億円規模に膨らむ可能性がある。

 佐々木副会長は不適切処理があった09~13年に社長を務めており、全社的な「業績水増し」を招いた経営責任を問う声が東芝関係者から上がっていたそうです。一方、田中社長は記者会見などで、第三者委の調査結果を受けて経営責任の明確化を図る方針を示してきました。9月末までに開く臨時株主総会で、佐々木副会長の退任を含む新たな役員体制を提案する見通しとなっています。

 また、この問題の拡大に伴って東芝資金調達力が低下する恐れがあり、同社は三井住友銀行など主要取引銀行に対し、5000億~6000億円の融資枠設定を打診中とのことです。一方、保有資産の売却による財務基盤の強化も進める方針で、87%分を保有している米原子力大手ウエスチングハウスの株式についても、過半のシェアを維持しながら一部株式の売却を検討しているそうです。

 

 東芝といいSHARPといいいろいろ問題が多く、日本のお家芸の電機業界は暗雲に入り込んでしまったのかもしれません。