アナログ24時

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大沢正明氏、女性問題のスキャンダル乗り越え3選へ

群馬県知事選は5日、投開票が行われ、現職の大沢正明氏(69)(無所属=自民、公明推薦)の3選が確実な情勢になりました。

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スキャンダルのころの大沢氏 出典:共同

 

大沢氏と言えば、再選のころ、2011年に前橋市の知事公舎に女性を宿泊させたと週刊誌に報じられ、13日の記者会見で事実を認めています。一緒に酒を飲むうちに寝てしまったと釈明して陳謝しました。女性は月1回、公舎を訪れていたといいますが、大沢知事には妻がいるのです。

 妻とは別の女性との“お泊まり”がキャッチされたのは、今月3日の県知事選で再選した5日後のことです。13日発売の「週刊新潮」(新潮社)によると、女性は50代で、大沢知事が運営する老人ホームの職員だったそうです。時季外れのフード付きダウンジャケットを着て顔を隠して公舎へ入り、そのまま一泊している事実が判明しています。同誌は、2人が10数年前から愛人関係にあり、女性は昨年から40回以上も公舎に泊まっていると指摘しています。

 

 この時大沢氏は辞職せず、よくこらえたな、と言いたいところです。

 そのおかげで3選というものが手に入ったのですから。

 

 しかし、その後は地道に政治の道を歩んできたものと思われます。

 その結果が今回の勝利。

 選挙戦には、大沢氏と、新人で共産党地区役員の萩原貞夫氏(66)(無所属=共産推薦)が立候補していました。大沢氏の県政運営への評価や、自身の任期を「2期8年間」とした初当選時の公約の撤回の是非などが争点となっていました。

 大沢氏は自民、公明両党などの組織力を生かしたことも勝因の一つと言えるでしょう。自民党はいろいろとささやかれていますが、野党はもっと頼りない。

 地の利をうまくいかせたことは大沢氏にとっては非常に幸運だったと思います。