アナログ24時

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鼠先輩、嫁との感動物語

一発屋芸人として有名になった鼠先輩ですが、そんな彼にはお嫁さんとの感動の秘話があったことを知りました。

 

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仕事のために出来上がったこの姿 鼠先輩 出典:ライブドア


鼠先輩はもともと将来はミュージシャンになりたくて、中学生の頃からずっとバンドをやっていました。高校に進学しましたが、2年生の時に退学、海外を放浪しました。グアテマラホンジュラスエルサルバドル、インド、ネパール…。物価の安い所を中心にとにかく世界を見て回ったということです。名目は音楽の勉強だったそうですが、本当は人生から逃げたかったということもあり、約6年放浪の旅は続きました。

日本に戻ってきて25歳くらいの時、本格的にミュージシャンを目指して上京しました。バンドメンバー募集のチラシを見つけては参加しましたが、なかなかうまくいきかなかったとのことです。そして、30歳になった時に、もうミュージシャンは諦めて「マジメに働こう」と決意しました。結婚もしていたのが大きな要因だったようです。

 

そして、アダルトビデオの会社に就職。その時にパンチパーマにサングラス、スーツという、この格好が始まったようです。その当時は自身の作曲した『六本木~ギロッポン~』を歌っていました。
そういった、イベントを見ていた音楽関係者から「プロでやってみませんか」ってスカウトされたそうですが、家族のこともあったためデビューはことわりました。
しかし、2年ほど声をかけ続けてくれたんです。それで「冗談みたいな俺の人生だし、やってみるのもいいのかな」と思ったことがきっかけで35歳の時にデビューを決意しました。

でもその時から一発屋狙いでと考えていたようです。

一発屋は所詮すぐに世代交代となるため家族を養うのには現実的でないと考えていたのでしょう。

そのため、本業では新宿でバーを経営しています。

 

そんな鼠先輩、お嫁さんとの恋物語がとても感動的でした。

もともと付き合っていた彼女がいたそうで、その彼女が上京するということで鼠先輩は追っかけて東京まで出てきたそうです。

しかし、その地元の彼女と別れることになり、その時に「30歳になる10年後の8月1日、昼の12時に東京タワーの下で会おう」と約束を交わしていたのです。

それ以降連絡を取っていなかったそうですが、約束の2003年の8月1日に東京タワーの下に朝から待ち続けていると夕暮れ頃にその彼女が現れたのです!再会を果たした鼠先輩はそこで彼女に告白するが断れてしまいました。

このエピソードを題材にして作った歌が『六本木GIROPPON〜』ということで当時イベントで必ずと言っていいほど歌っていたのには深い意味があったのです。そして、CDデビューを機に彼女に再度告白しその彼女と結婚に至ったという奇跡的な感動ストーリーがありました。


見かけはちゃらちゃらしているように見えますが、それはあくまで仕事のための仮の姿。鼠先輩の本当の姿は家族思いのとてもしっかりした人だったのです。いうことで当時イベントで必ずと言っていいほど歌っていたのには深い意味があったのです。そして、CDデビューを機に彼女に再度告白しその彼女と結婚に至ったという奇跡的な感動ストーリーがありました。