アナログ24時

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元近鉄・巨人のローズがBCリーグ現役復帰入団で地方再生へ!?

つい先ほど藤川球児選手が四国アイランドリーグへの入団を発表したばかりでしたが、今度は近鉄や巨人で活躍したローズ選手のBCリーグ入りが発表されました。

プロ野球ファンにとっては立て続けに衝撃的なニュースが走ったのです。

ローズは既に歳が46歳、第一線のプロ野球選手としてはやっていけないのが正直なところです。

しかし、今回の場合は選手兼コーチという名目での入団発表でした。

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巨人時代のローズ

 

ローズや球児の入団で独立リーグは何が変わる

今や全国に展開する準プロ野球集団ともいえる独立リーグ

ここにいる特に若手の選手は将来プロ野球を目指している人たちばかりです。

地域のチームには各スポンサーがついていますが、選手の給与はアルバイト程度、オフシーズンにはアルバイトをする人も出ているくらいの状況です。

今回のローズや藤川の独立リーグ入団発表は同リーグの選手たちを大いに奮い立たせてくれたに違いありません。

まず、これだけ知名度のある選手が身近なところでプレーするのは、他の選手たちにとっても刺激をうけます。

さらにこういった選手が今後いろんな独立リーグの球団で起用されることで、球場には多くのファンが駆けつけることでしょう。

 

独立リーグの観客動員数に変化が・・・

既に独立リーグが始まって数年が経ちます。

結成当初話題にもなったため初年度は平均観客動員数が2000人近くまでありましたが、その後3年を経て今では1000人を切る状態となってきているようです。

地方球場と言えどもたとえば長野オリンピックスタジアムで収容人数は約3万人、プロ野球並みの収容人数があるわけですから、集客さえあればその収入で球団の運営費用は相当賄えることでしょう。

実は独立リーグの各球団は既に毎年赤字が続きほとんどが経営難に陥ってきている状況です。

一方でサッカーJリーグは成績を残せばJ1 にも昇格できることからその観客動員数はJ3でさえ毎回2000人を超えている試合が当たり前になってきています。首位を争う長野パルセイロについてはJ3ながら平均観客動員数が5000人を超えるまでになっているのです。

ローズや球児のような選手が各独立リーグへ入団が決まれば、確実にお客さんは球場へ足を運んでくれるものと思います。

なぜなら地方にもプロ野球ファンは山ほどいるからです。

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独立リーグ観客動員数推移 2014年現在は更に落ち込みが・・・

 

ドラフト候補は社会人野球から独立リーグに向けて

今やプロ野球の花形ドラフト会議は高校球児や社会人野球からの獲得がメインを占めています。しかし今後全国の独立リーグで話題性が上がることでより良い選手があつまり、またレベルアップにより能力はあるが注目されていなかった選手が目立ってくるチャンスは十分にあるのではないかと思います。

 

もうすぐお目見えするローズや球児の日本での現役復帰姿。

地方再生を掲げる安倍政権の役割をいち早く担うのは実は彼らなのかもしれません。