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SIMフリーLTE版『Surface 3』に対応の格安SIMは?

ワイモバイルから6月19日(金)にLTE版『Surface3』が発売されます。LTE版ということで今後屋外の持ち運びがより便利になりますが、価格は8万1800円(メモリー2GB、ストレージ64GB)~。購入するか迷っているのですが、その一番気になるのは対応バンドです。

オフィシャルで搭載されるSIMはソフトバンクのものが案内されていますが、正直今の大手キャリアは月額が高いばかりで他のメリットを感じなくなっているので使いたくないのが正直なところです。できれば、今主流になりつつある格安SIMを使ってLTEを楽しめるようになればと思っていますが、その使用可否について調べてみました。

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発売が待ち遠しいLTE版『Surface 3』

 

まず、今回マイクロソフトが推奨するSIMはソフトバンクということで、おそらく格安SIMについてもソフトバンク系の格安SIMなら問題なく対応できると思います。しかし、この端末はSIMフリーがすでに発表されいるため、ドコモやAU系の格安SIMも利用できる可能性があります。

ただし、基準はソフトバンクの周波数が基準になっている可能性が高くエリア的にはソフトバンク系の格安SIMが一番おススメです。

以下、大手キャリアの周波数の状況です。

大手通信キャリアの対応周波数一覧
  対応周波数
ソフトバンク バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド8(900MHz)
ドコモ バンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド19(800MHzGHz)、バンド21(1.5GHz)、バンド28(700MHz)
au バンド1(2.1GHz)、バンド11(1.5GHz)、バンド18(800MHzGHz)、バンド26(850MHz)、バンド28(700MHz)

以上の結果よりわかることはソフトバンクの使用周波数であるバンド1(2.1GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド8(900MHz)

そのため2つの周波数回線が一緒のドコモ、auでもバンド1については回線が共通しているためこのエリアでは使うことができそうです。

 

ただし、バンド8のみ使用できるエリアについて調べたところ、ソフトバンクでは「プラチナバンド」と呼ばれ、主に山間部や屋内、地下などで使用しやすくなっている周波数とのことです。

そのため、都市部や人口が集中している地域ではそんなに問題ないかもしれませんが、郊外や山間部での使用が前提となる場合は注意が必要です。

今のところ本体だけを購入してソフトバンク系の回線を使用している格安SIMカードを使うのがコストパフォーマンス的にもベストだと考えられます。

 

●主な仕様

サイズ:267(W)×8.7(D)×187mm
重量:約641g
通信:LTE(Band 1、3、8)3G(バンド1、8)、802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
ディスプレー:10.8インチタッチ液晶(1920×1280ドット、10点マルチタッチ)
CPU:Atom x7-Z8700(1.6GHz/最大2.4GHz、クアッドコア
メモリー:2GB/4GB
ストレージ(SSD):64GB/128GB
カメラ:800万画素(インカメラ約350万画素)
インターフェース:USB3.0、マイクロUSB、ミニDisplayPort、マイクロSDカードリーダ、ナノSIM
バッテリー駆動時間:10時間以上
OS:Windows8.1 Update 64ビット
オフィス:Office Home&Business PremiumプラスOffice 365サービス